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子どもたちの科学する心を応援する 日本宇宙少年団

活動報告report

令和4年3月活動 星空散歩

 今月は、星空教室です。活動場所は、市内にある高校の地学教室です。いつもと雰囲気が違うので、団員たちもやや興奮(?)気味でした。地学教室を出て、せまい廊下を通り、階段を上がった先に天文台がありました。天文台がある高校はとても珍しい。専門の先生に調整してもらい、天体望遠鏡をのぞきました。しかし、外は土砂降りの雨。晴天続きだったのに今夜だけ、雨でした。残念。教室では、今夜見えるであろう星座に、蛍光塗料で星を描きました。ブラックライトを当てると、キラキラ輝きました。雨で星空が見えなかったので、国立天文台が提供している「四次元宇宙ビューワーMitaka」で星空を探検しました。惑星を観察しながら太陽系を探検し、銀河系を巡って、銀河系を飛び出し・・・宇宙の果てまで?旅しました。











令和3年12月活動 新しい生活様式のクリスマス会

 12月は、恒例のクリスマス会です。例年、ケーキ作りと工作教室を実施しています。しかし、コロナ禍の今年も、「新しい生活様式のクリスマス会」と称して、会場も変更したうえで実施しました。工作教室と楽しいゲームです。工作教室は、「宇宙のとびら」に掲載されていた「スーパーよく飛ぶストローロケット」を作りました。スーパービールに竹ぐしを刺して、発射台を作ります。竹ぐしにストローを通し、竹ぐしを持って床に垂直に落とすとストローが飛び出します。ストローは、横になったり、回ったりしてまっすぐ飛び上がりません。そこで、ストローに尾翼を取り付けると、だいぶまっすぐに飛ぶようになりましたが、途中で回ったり、横向きになったりしました。ストローの先端におもりとして、ビニルテープを巻くと、安定して飛ぶようになりました。水ロケットの工作でも尾翼とおもりの粘土を使いますが、なぜ使うのか?その理由がわかりましたね。もっとよく飛ぶように次は、スーパーボールを2個使って発射台を作りました。
 工作の後は、お楽しみゲーム大会です。今年は、ビンゴゲームを実施しました。豪華クリスマスプレゼントを用意しました。大いに盛り上がったゲーム大会になりました。プレゼントは全員がもらえました。最後に「きよしこの夜」を歌って、クリスマスらいしい雰囲気で活動を終えました。










令和3年11月活動 ピタゴラ装置 〜重力に逆らえるかな〜

 11月活動は、「ピタゴラ装置」の工作教室だった。私は、「ピタゴラ装置」という言葉をこの活動で初めて知った。DVDブックもあり、ポピュラーな存在のようだ。もちろん、団員たちは知っているのが当然、という顔をしていた。活動は、恒例となった宇宙ニュースからだ。今、夜空に輝いている金星、土星、木星の話題だった。今月作るピタゴラ装置は、一番下のレールにビー玉をころがすと、スプーンを使って上の段のビー玉を動かし、そのビー玉がスプーンを使ってさらにもう1つ上の段のビー玉を動かし、最後に鐘を鳴らすという装置だ。リーダーの指導で、段ボール箱の側面に串を刺し、その上にレールとなる割り箸を取り付けた。ビー玉がいい具合にころがるように傾斜をつけることが、ポイントだ。
ころがったビー玉が、スプーンを押して、上の段のビー玉がころがり始めるように、スプーンの位置を調整しながら、3段のレールを取り付けた。一番上の段のビー玉がころがって、鐘が鳴るように鐘の位置を調節して取り付けけて重力に逆らうピタゴラ装置を完成させた。全員が出来上がったところで、一斉にスタートさせると、鐘も一斉に鳴るはずだが、ビー玉のころがる速さがそれぞれ違うのでそううまくはいかなかった。最初は、この装置が時間内にできるだろうかと心配になったが、団員たちは、粘り強く取り組み最後まで集中して工作することができた。











令和3年10月活動 ソーラーシステムって何のシステム?

 9月末日で緊急事態宣言が解除され、10月に入って、新型コロナ感染症の新規感染者が激減したため、3か月ぶりに10月活動を実施した。8月活動は、例年サマーキャンプを実施していたが中止。9月活動は、緊急事態宣言が発令中だったため中止。それでも何かできないかと、全団員に教材を送って、自主活動にしてもらった。泥だんごキットで、太陽系の惑星や衛星を制作にチャレンジする活動だ。10月活動では、それにちなんで「ソーラーシステムって何のシステム?」と題して太陽系について学んだ。今月は、惑星の大きさ比べと太陽から惑星までの距離をイメージできる活動内容だった。惑星の大きさを計算したり、太陽から惑星までの距離を換算したりして、作図した。太陽から地球までの距離を1.5mとすると、巻き尺で海王星までの距離を測ると、教室を一周してしまった。太陽系といっても、木星、土星は遠く離れ、天王星や海王星は、はるかかなたであることが実感できました。もちろん、活動の始めには、宇宙ニュースと太陽系クイズを実施しました。












令和3年7月活動 水ロケット磐田分団大会 in エコパ

 7月活動は例年、水ロケット静岡県大会を実施している。エコパ芝生広場を会場にして、県内各分団との交流を含め、水ロケットの飛距離と定点の競技会を実施している。昨年は、新型コロナウイルスで大会は中止して、磐田分団独自の活動として、感染症対策をして水ロケット大会を実施した。今年も、新型コロナは衰えるどころではなく、磐田でも少しずつ広がってきている。不安はあったが、昨年同様に感染症対策を十分行ない、磐田分団独自の大会として実施した。6月活動では、ロケットの飛ぶ仕組みを学び、水ロケットを製作している。今回は、その水ロケットがどのくらい飛ぶのか、確かめるためにも分団活動として実施した。初めての団員も経験者の団員も「3!2!1!発射!!」の掛け声と共も空に舞い上がる水ロケットを見ると、思わず歓声を上げる。とにかく、おもしろい。エコパ芝生広場は十分広く、圧力も5.0気圧と小学校の校庭で実施するよりもずっと高く設定した。100m越えも続出し、優勝記録は141m、2位は134m、3位は126mでした。新型コロナウイルスの不安は尽きないが、団員たちの笑顔に、実施してよかったと思っている。













令和3年6月活動 水ロケット工作教室

 今月も、中国の宇宙ステーション建設や火星と金星の接近などの宇宙ニュースとロケットクイズからから活動が始まりました。今月は、「水ロケット工作教室」です。まず最初にH2Aロケットの発射シーンを見て、さらに風船を飛ばしながら、ロケットの飛ぶしくみ「作用反作用の法則」を簡潔に学びました。水ロケットの工作は、プラコップを切って、尾翼を張り付けるスカートの部分から作り始めました。プラコップを切るだけですが、丸いコップをはさみで切り取り、ペットボトルの口の高さに合わせることは思いのほか手こずりました。お手本を示した分団長は、サクサク切ったので簡単そうに見えますが、いざ切ってみると難しい。保護者のみなさんと協力とリーダーのアドバイスで工作を進めました。水ロケットの工作を以前に経験した団員たちは、手慣れたようすでしたが、初めての団員は、水ロケットのどの部品を作っているのか、どのようにつくればよいのか、どのような役割があるのか、要領を得ないところがあったようになので苦戦していたようです。それでも、時間内に全員が水ロケットを完成させることができました。最後に、完成した水ロケットのバランスをチェックする方法を伝授されました。家でチェックして、来月の水ロケット大会で成果を発揮できるとように準備してきてください。










令和3年5月活動 人工衛星 地球を回るしくみ

 5月活動で、令和3年度の活動がスタートした。分団長あいさつ、新入団員の紹介、事務局からの連絡のあと、科学実験教室を始めた。最初は、お決まりの「宇宙ニュース」と「人工衛星クイズ」。ISSでは、野口宇宙飛行士から星出宇宙飛行士へタスキが渡され、中国では、火星探査機が着陸に成功し、画像を送ってきた。5月26日には、皆既月食が起こったか、残念ながら曇っていたため見れれなかったが、月食のしくみをクイズにした。
今月のテーマは「人工衛星 地球を回るしくみ」である。ニュートンの運動の法則と万有引力の法則から、月や人工衛星の円運動を体感的に理解する実験を実施した。慣性の法則は、「何もしなければ、何も起こらない」乃ち「物体に力を加えなければ、止まっている物体は静止したままで、動いている物体は、等速直線運動を続ける」ということがわかる実験を行ないました。机の上に置いたダルマは、何もしなければ、そのまま机の上にある。レールを走る汽車の玩具は、走り続けるはずですが、止まってしまう。ビー玉はかなり転がり続けるが、やがって止まってしまう。これは、摩擦があるから。大きな台車の上に小さな台車を乗せて、大きな台車を押すと一緒に動くが、大きな台車を止めても、その上の小さな台車は、それまでの速さで動き続けます。人工衛星や月は、動いているので、力がはたらかなければ、まっすぐ遠くへ飛んで行ってしまう。向きを変えるためには、力が必要。これが運動の第2法則。円運動をするためには、常に円の中心に向かう力が必要なことを、屋外でひもをつけたボールを回すことで体感した。力がはたかない(手を離す)とボールは飛んで行ってしまった。今月は、このような運動の法則と円運動を体感的に理解する活動でした。





令和3年3月活動 研修旅行〜バーチャルなら宇宙へも行ける!?

 3月活動は、例年なら1泊2日の研修旅行を実施していましたが、コロナ禍で今年も昨年に引き続き中止しました。そこで3月活動は、「研修旅行〜バーチャルなら宇宙へも行ける!?」と題して、映像で旅をしました。始めは、「月旅行」です。月周回衛星「かぐや」が撮影したハイビジョン映像を鑑賞しました。有名な「地球の出」「地球の入り」とおもなクレーターや海などの映像です。ただ、映像を見るだけでなく、「地球の出」「地球の入り」のしくみを考えました。月面にいる人には、「地球の出」や「地球の入り」が見えないことがわかりました。次は、ISS滞在中の野口聡一宇宙飛行士の動画です。野口宇宙飛行士は、多数の動画をJAXA Channel(YouTube)にアップしています。そのうちのいくつかを見て、宇宙での生活に思いを馳せました。(野口宇宙飛行士は、5月2日に無事帰還しました。)最後は、宇宙飛行士採用試験にも採用されたことがある「スペースパズル」に挑戦しました。真っ白なジグソーパズルです。残念ながら、活動時間内に完成させることができませんでした。家庭で再挑戦してみてください。












令和3年2月活動 人工衛星のお仕事C

 2月は、「正確な位置を決めるには・・・」と題して、衛星測位のしくみを学びました。多くの人は、「GPS」と呼んでいますが、これはアメリカの衛星測位のシステムの名称です。一般名称は、「GNSS(Global Navigation Satellite System / 全球測位衛星システム)」ですが知っている人は少ない。「GPS」が一般化してしまっています。活動では、「宝の地図」の中で、宝はどこにあるのか探しました。場所がわかっている2地点からの距離をコンパスで円を描きます。2か所で交わりますので、どちらか決定できません。場所がわかっているもうひとつの地点からの距離を描くと、「宝の位置」がわかりました。位置がわかっている3地点からの距離がわかれば、位置が定まります。次は、3次元のの宝探しをしました。活動している部屋にA、B、Cの紙を貼っておきました。そこからの距離を示して、宝探しです。距離と同じ長さのひもを用意しました。団員たちは協力して、ひもを持って部屋を歩き回って、3つのひもがピンと張られた場所で宝を探しました。衛星測位もこの方法です。正確な位置の衛星からの電波を受信すると、衛星からの距離がわかります。3つの衛星からの電波を受信すればいいようですが、誤差がでるので、最低4つの衛星(多いほど良い)から受信する必要があります。日本の「みちびき」は、ほぼ日本の上空を飛行しているので、GPS衛星を補うことができます。また、国土地理院は、電子基準点を国内におよそ1300ヵ所ほど設置しています。測位衛星の電波を受信することで、国土の正確な地殻変動をとらえることができます。これで、地震の前兆がわかればいいのですが・・・・近くの学校や公共施設等に電子基準点を設置しているので、見に行くのもいいでしょう。場所は、国土地理院のwebサイトにある地理院地図でわかります。電子基準点の地図記号がわかるかな?










令和3年1月活動 人工衛星のお仕事B

 人工衛星のお仕事シリーズも今回で3回目となりました。今月は、放送・通信衛星です。放送衛星(BS)と通信衛星(CS)の違いや電波の説明をしました。電界?磁界?目に見えないものは、イメージがわかないので直感的に理解できずむずかしかったかも。電波のやりとりをしているということは、わかったと思います。そこで、電波を受け取るものとして身近にあるラジオを組み立てました。電波を受け取るということは、何か特別なものや機械がないとできないような印象ですが、ゲルマニウムラジオという最もシンプルなラジオ作りにチャレンジしました。アンテナコイル、ポリバリコン、ゲルマニウムダイオード、セラミックイヤホンのたった4つの部品を配線し、アンテナ線とアース線をつなぐとでき上ります。ラジオ製作の大部分は、アンテナコイルを巻くことでした。みんな熱心に取り組みました。きれいに巻けるように、セローテープをうまく使って工夫している団員もいました。最後は、時間が無くなってしまって受信するところまでできませんでした。家に帰ってから、ラジオの受信にトライして下さい。











令和2年12月活動 新しい生活様式のクリスマス会

  12月は、恒例のクリスマス会です。例年、ケーキ作りと工作教室を実施しています。しかし、コロナ禍の今年は、「新しい生活様式のクリスマス会」と称して、会場も変更したうえで実施しました。工作教室と宇宙食のお話です。工作教室は、「H2 ロケットを打ち上げよう」と題して浮沈子を作りました。たれびんに丸いシールに切れ込みを入れ、円錐形にしてロケットの頭部を作りました。ストローを切ってたれびんの両脇にはりつけ補助ロケットにしました。それにナットのおもりをつけるH2ロケットの浮沈子のできあがり。たれびんに入れる水の量を調整して、水を満たしたペットボトルに入れると完成です。ペットボトルを押したり離したりすると、ロケットが上下しました。次に宇宙食のお話とクイズをしながら、静岡県のメーカーが製造している宇宙日本食に認定されているやきとりの缶詰を全員に配布して、ケーキ作りの代わりにしました。そして、クリスマスプレゼントだけは、はずせません。サンタさんから全員がプレゼントをもらいました。最後は、きよしこの夜を静かに歌ってクリスマス会を終えました。













令和2年11月活動 ウイルスって何?

 今月はコロナ禍の中、ウイルスについて学びました。ウイルスは、タンパク質の殻の中に遺伝物質のDNAまたはRNAがあるだけの構造です。呼吸など代謝はしないし、自分で動くこともない。生きた細胞に付着すると、細胞の中に侵入してウイルスのDNAまたはRNAを細胞に作らせ、殻のタンパク質を合成させ、新たなウイルスを作らせます。細胞の中にウイルスの材料が無くなると、ウイルスは細胞を出て別の細胞に侵入します。こうして細胞を破壊しながら、ウイルスの数が増えていきます。コロナ禍で「PCR検査」が有名になりました。PCR検査は、DNAまたはRNAの塩基配列の一部を複製増殖してウイルス独特の塩基配列を検出するものです。ビーズを使って、新型コロナウイルスの塩基配列(プライマー)を再現しました。細かな作業でリーダーは、苦戦しましたが団員たちは、集中してビーズのDNA(RNA)模型を作ることができました。










令和2年10月活動 人工衛星のお仕事A

 今月は、人工衛星のお仕事の第2回です。地球観測の方法として、地表や雲などから放射される赤外線をテーマに実験しました。最初の実験は、赤外線を見ることです。赤外線は、家庭にある電化製品のリモコンに使われいます。リモコンのボタンを押しても、赤外線は、目に見えません。ところが、デジカメやスマホのカメラを通すと、紫色に光って見えました。次に、赤外線は、紙やプラスチック、セロハン、アルミホイル、銅板、水、お茶など透過するかどうか、「赤外線透過実験」を行ないました。プラスチックやセロハン、水やお茶は透過しましたが、アルミホイルや銅板は、透過しませんが、反射することがわかりました。次の実験は、「赤外線透視実験」です。赤、青、緑のセロハンを重ねると何も見えません。可視光線が透過しないからです。白い紙に文字を書き、その白い紙の上下に3色のセロハンを重ねてプラケースに入れました。文字はまったく見えません。黒い紙コップの底に穴をあけ、デジカメやスマホのレンズを固定して、透視装置を作りました。部屋の窓ガラスにプラケースをくっつけ、透視装置で見ると、太陽からやってくる赤外線が透過して、紙に書かれた文字を見ることができました。実験を通して赤外線の性質を学ぶことができました。







令和2年9月活動 人工衛星のお仕事@

 地球のまわりには、各国が打ち上げた人工衛星が2000以上もあります。日本は、ひまわり8号、だいち2号、しずくなどが地球を観測しています。そこで、今回から「人工衛星のお仕事」シリーズで、人工衛星の理解を深めていきたいと思います。今月は、人工衛星のお仕事の第1回目として、最も多くの人が知っている気象衛星「ひまわり」と天気図を学ぶことにしました。ひまわりの画像と天気図を見比べて、雲と低気圧、高気圧、前線の関係を調べました。低気圧や前線のあるところには、雲がたくさんあり、高気圧のあるところでは、雲が少ないことがわかりました。さらに、気象といえば、やっぱり天気図。天気図を書くとお天気の変化やしくみがよく理解でます。そこで、天気図の記号の書き方を学び、ラジオの気象通報にチャレンジしました。私たちの予想に以上に、気象通報を集中して聞いて、各地の天気を記号で書くことかできました。次に、高気圧や低気圧、前線の位置を書きますが、今回はここまでできませんでしたが、天気図の一端を学ぶことができました。将来、気象予報士をめざす団員はいるかな?








令和2年8月活動 50年後の宇宙生活

 8月活動は、例年1泊2日のサマーキャンプを実施していました。コロナ禍でのキャンプは、3密を防ぎ、感染防止対策をするのは難しいと判断して、今年のサマーキャンプは残念ながら中止しました。そこで今月は、宇宙の日 作文・絵画コンテストへ参加することにしました。宇宙の日は、1992年は、世界中が協力して宇宙や地球環境について考えようという年、国際宇宙年(ISY)を記念して制定され、、毛利衛宇宙飛行士がエンデバーで宇宙へ飛び立った9月12日に設定されました。今年のコンテストのテーマは「50年後の宇宙生活」です。未来を創造するヒントに、50年前のくらしを紹介しました。リーダーたちが体験したことです。50年前は、大阪万博で日本中が大いに盛り上がった年でした。前年の1969年アポロ11号が持ち帰った月の石が展示されたアメリカ館など各国のパビリオンや企業の展示館は、未来の建物でした。関西電力美浜発電所から送電された電気で灯りがともり、「原子の灯」、未来のエネルギーと原子力発電は日本国中で絶賛されました。50年前はもちろんパソコンやスマホはありませんでした。50年後は、今はない、まったく新しいものが発明されているかもしれません。空飛ぶ自動車、宇宙エレベーター、巨大な宇宙ステーション、火星滞在、庶民の宇宙旅行・・・・・想像を膨らませて絵を描いたり、作文を書いたりしました。









令和2年7月活動 水ロケット大会

 7月活動は例年、水ロケット東海大会を実施している。エコパ芝生広場を会場にして、県内と愛知、岐阜県の各分団と水ロケットの飛距離と定点の競技会を実施している。昨年までの2年間は、台風の為に大会は中止になり、今年は、新型コロナウイルスで大会は中止した。天気は、曇空で風も強くなく、コンデションはよかったので、磐田分団独自の活動として、水ロケット大会を実施した。もちろん、感染症対策をしたうえでのことである。6月活動では、ロケットの飛ぶ仕組みを学び、水ロケットを製作している。今回は、その水ロケットがどのくらい飛ぶのか、確かめるためにも分団活動として実施した。初めての団員も経験者の団員も「3!2!1!発射!!」の掛け声と共も空に舞い上がる水ロケットを見ると、思わず歓声を上げる。とにかく、おもしろい。エコパ芝生広場は十分広く、圧力も5.0気圧と小学校の校庭で実施するよりもずっと高く設定した。100m越えも出て、優勝記録は147m、2位は2名が137mでした。新型コロナウイルスの不安は尽きないが、団員たちの笑顔に、実施してよかったと思っている。表彰式の後、もう1つのお楽しみがありました。リーダーのひとりが、捕まえたカブトムシをプレゼント用に持ってきてくれました。「カブトムシ争奪じゃんけん大会」で盛り上がって、今月の活動を終えることかできました。










令和2年6月活動 水ロケット工作教室

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、3月の研修旅行と5月活動を自粛していました。緊急事態宣言が解除され、学校も再開されたので、6月より活動を再開しました。もちろん、感染予防の対策を実施しての活動です。6月活動は、例年7月の水ロケット大会に向けて水ロケット工作教室と打ち上げを実施してきましたが、今年は近くの小学校の運動場が借りれなくて、打ち上げができませんでした。そこで、6月活動では、これまでと同様に「宇宙ニュース」から活動に入りました。ニュースは、翌日(6月21日)の部分日食と日食がおこるしくみ、さらには、太陽のコロナからコロナウイルスまで話題にしました。続いて毎月の活動恒例の「ロケットクイズ」を実施して、本題に入りました。ロケットの飛ぶしくみ「作用反作用の法則」を風船を飛ばしながら、簡潔に学んだあと、水ロケットの工作を行ないました。プラコップを切って、尾翼を張り付けるスカートの部分から作り始めました。プラコップを切るだけですが、丸いコップをはさみで切り取り、ペットボトルの口の高さに合わせることは思いのほか手こずりました。お手本を示した分団長は、サクサク切ったので簡単そうに見えますが、いざ切ってみると難しい。保護者のみなさんの手伝いがない(新型コロナのため、部屋に入る人数を制限しました)ので、子どもたちだけで工作をしています。私たちも、極力手伝わないで(アドバイスはしました)、団員自身の手でできるまでじっくりと待ちました。水ロケットの工作を以前に経験した団員たちは、手慣れたようすでしたが、初めての団員は、水ロケットのどの部品を作っているのか、どのようにつくればよいのか、どのような役割があるのか、要領を得ないところがあったようになので苦戦していたようです。それでも、時間内に全員が水ロケットを完成させることができました。最後に、完成した水ロケットのバランスをチェックする方法を伝授されました。家でチェックして、来月の水ロケット大会で成果を発揮できるとように準備してきてください。









令和2年2月活動 本当の色の秘密

 2月活動は、始めに、分団長より今年度の皆勤賞の発表がありました。例年は、3月活動の研修旅行で発表するのですが、新型コロナウィルス感染症のため、3月活動を中止したため、今回の発表となりました。今年度は、4名の団員が皆勤賞を受賞しました。そのあと、今月も宇宙クイズから活動がはじまりました。最強の生物は何?という答えを多くの団員が「クマムシ」と答えていました。大人でもほとんど知らない「クマムシ」を知っていることに驚きました。さて、今月のメインテーマは「本当の色の秘密?」です。始めに、太陽や蛍光灯の光は、いろいろな色の光(波長)が混じり合っていること、スペクトルを学びました。混じり合っている光を分けるため、厚紙と回折格子(グレーティングシート)で、手作り分光器を作りました。厚紙を型通りに切り抜き、回折格子を両面テープで貼り付け、箱を組み立てて完成です。蛍光灯や懐中電灯の光を、赤や青のセロハンを通して分光器で見ると・・・7色のスペクトルの中で青や赤が消えてしまいます。LED、蛍光灯、太陽とそれぞれの光の違いも分光器でわかりました。










令和2年1月活動 『みらい〜ら』でサイエンス

 今月は、いつもの活動場所を離れ、『みらい〜ら』でサイエンスと題して、浜松科学館「みらい〜ら」の見学をしました。電車での移動となり、初めから興奮気味。最初に全員でプラネタリウムを鑑賞しました。今夜見えるであろう浜松の星空を、担当者が肉声で生解説をしました。冬の星空は、1等星がたくさんあり、聞いたことのある星座もいくつかあります。また、プレアデス星団、日本名「すばる」もよく見えます。寒いですけど、夜には、外に出て星空を眺めてみたいと思いました。
 「みらい〜ら」は、プラネタリウムと音、光、力、宇宙の各ゾーンでの展示がメインです。各ゾーンでは、いろいろな体験を通して、音、光、力、宇宙について学ぶことができます。館内には、クイズのコーナーがいくつかあって、学んだことを確認できます。みらい〜らカードを作るとポイントも貯まります。ステージでは、サイエンスショーも実施していました。今日は、シャボン玉の実験でした。ストローを太くしていくと、シャボン玉の大きさは・・・・四角やハート型の枠でシャボン玉を作ると・・・子どもたちが興味津々の内容でした。担当者の話術に大人も引き込まれてしまいました。また、屋外の広場にも、霧のステージやパワーアスレチックハウスなどあります。さらにニュートンのリンゴの木もありました。今は葉がなくて、枯れ枝のようでしたが、気がつきましたか?











令和元年12月活動 クリスマス会

 12月活動は、恒例のクリスマス会です。今年は「手作りパズル de クリスマス」というテーマで実施しました。パズルは、色画用紙と折り紙で作りました。画用紙を台紙にして、表裏それぞれに16マスに区分けして、そこに8色の折り紙を4枚ずつ貼り付けました。色画用紙を折り曲げ同色の折り紙を4枚そろえるパズルです。なかなか難しかったようです。8色すべて揃えられた人は、1名だけでした。保護者の皆さんも夢中で取り組んでいました。手作りパズルのあとは、恒例のケーキ作りです。スポンジケーキの台を半分に切って、クリームをぬり、フルーツをのせ、2段にして重ねました。クリームでデコレーションして、フルーツを飾ってオリジナルケーキの出来上がりです。それぞれのグループで作ったクリスマスケーキは、美しく見事なデコレーションから、クリームとフルーツのテンコ盛りなど、見た目はいろいろでしたが、材料は同じものを使っているので味はすべて同じです。みんなでおいしくいただきました。そのあとは、豪華景品の当たるじゃんけん大会で盛り上がり、クリスマスソングを歌って、今年のクリスマス会を終了しました。











令和元年11月活動 吉野彰 氏ノーベル化学賞受賞記念〜電池のしくみ

 リチウムイオン電池を開発した旭化成の吉野彰 氏がノーベル化学賞を受賞した記念に、今月は電池のしくみを学びました。始めに、電池発明の歴史からリチウムイオン電池のしくみを解説しましたが、化学式が登場して、ちょっと難しかったかな?演示では、ポカリスエットや炭酸水などに2種類の金属を入れて電池にしました。今回は、銅板と亜鉛板を使いました。ポカリスエットより炭酸水の方が、電子メロディの音がよく聞こえました。また、備長炭に食塩水をしみこませたキッチンぺーを巻き、さらにアルミホイルを巻き付けると備長炭電池ができました。電子メロディやプロペラがよく回りました。団員たちは、2種類の金属として10円(銅)と1円(アルミニウム)を使いました。食塩水をキッチンペーパーにしみこませ、10円玉と1円玉ではさんで11円電池を作りました。電子メロディを鳴らすために、11円電池を直列につないで、33円電池を作りました。そうしたら、さらにたくさんつないでみようと、みんなの電池を直列につないで111円電池も作って試しました。最後に、よく使う乾電池のしくみを学んで今月の活動を終了しました。










令和元年10月活動 長時間飛行の秘密を探れ

 今月の活動は、「長時間飛行の秘密を探れ」のタイトルで活動しました。 タイトルの「長時間飛行」するのは、飛行機やロケットではありません。鳥でもありません。植物の種子です。アルソミトラというインドネシア原産の植物は、つるが伸びて大きくなります。高い所に実をつけ、実の中には、まるで羽の生えたようなタネができます。その実が高い所から「滑空」して遠くまで飛んでいきます。そして、地面に落ちると、条件がよければそこから発芽します。こんなアルソミトラの種子の模型を作りました。アルソミトラの種子の形をスチレンペーパーに描き、切り抜きます。中ほどにおもりのシールを貼ると、アルソミトラの模型が完成します。脚立に登って、高い所からタネの模型を飛ばすと・・・滞空時間を競いました。5秒以上も飛んでいたものもありました。また、アルソミトラの形ではなく、長く飛べるように工夫していろいろな形でもチャレンジしました。最後は、全員で一斉に飛ばしました。また、タンポポの綿毛を保存する方法や12月の日食の説明を聞いて、今月の活動を終えました。








令和元年9月活動 アポロ11号月着陸50周年記念〜月のなぞ〜

 今年は、アポロ11号月着陸50周年ということで「月」について学びました。50年前と云えば、今のようなコンピュータもAIもなく、よく月面に着陸して地球まで戻ってきたものだと改めて感心する。しかも6回も成功している。1回はたいへんな事故を起こして月着陸はできなかったが、無事帰還している。これは、「アポロ13」として映画にもなりました。今月の活動もいつものように、宇宙ニュースからスタートしました。「こうのとり8号」の打ち上げや「はやぶさ2の今」でした。アポロ計画や11号の月面着陸をリアルタイムで見ていたリーダーの話の後、月を観察するため月球儀を製作に取り掛かりました。月球儀は、国立天文台が月周回衛星「かぐや」の観測データをもとに作成した初級者用ペーパークラフトです。中級、上級者用のペーパークラフトもwebサイトにあります。完成した月球儀を観察して、月のなぞにせまります。海の多い所と海が少なくクレーターが多い所が偏っている。表側と裏側があることなど気づいたことを発表しました。さらに太陽と月と地球の位置から月のみちかけを学び、最後に月周回衛星「かぐや」のハイビジョン動画「地球の出」を見ました。









令和元年8月活動 恒例!サマーキャンプ

 8月活動は、恒例のサマーキャンプ。今年も、竜洋海洋公園オートキャンプ場で1泊2日のキャンプを実施しました。今年は、キャンプ経験者の団員をリーダーにして、初めての団員を指導しながら、できるだけ団員たちでけでテントを張りました。今年は、天気はいいのですが風が強いため、ペグを打ち、ロープでしっかり固定しました。そのため、少し時間がかかりましたが、全グループが予定の時間内にテントを張ることができました。昼間の活動は、アルコールロケットです。2月活動でも実施しましたが、寒い時期でアルコールがうまく気化しなかったり、音が大きかったりしたので室内で飛ばせませんでした。最初に、今は貴重品となったフィルムケースにスポンジを貼り付けました。スポンジをノーズコーンの形に切り出したら、フィルムケースロケットの完成です。フィルムケースの中にアルコールをほんのひと吹きシュッとして発射台に取付けます。カウントダウンして発射スイッチを押すとパ〜ンと大きな音とともにロケットが飛んでいきます。芝生の広いキャンプ場なので遠慮なく何回も飛ばすことができ、大興奮でした。夕食は、恒例のカレーライス。夜は星空観察会の予定でしたが、あいにく雲が空を覆ってしまい星が全く見えませんでした。そこで、暗闇のもってこいの色あてチャレンジを実施しました。いろいろな色のカラーボールに赤色や青色など単色光をあて、「赤」や「青」など特定の色のボールを取り出すゲームです。光の色や色を見るしくみを学びながら楽しくゲームをすることができました。これは、浜松科学館にも展示してある内容です。夜の活動が終わって午後10時消灯。例年のことながら、団員は、キャンプに興奮して寝られない(寝ない))夜を過ごしていました。












日本宇宙少年団静岡磐田分団創立20周年記念式典 令和元年6月23日

 磐田分団は、1999年5月誕生しました。以来20年活動を続け、23日に創立20周年記念式典を開催しました。これまで在籍していた団員たちや保護者のみなさん、多くのみなさんのご協力やご支援のおかげでこれまで活動することができました。感謝申し上げます。20周年記念式典では、JAXA職員による「宇宙 地球 みんな」と題した講演会と祝賀会を開きました。講演会では、専門のリモートセンシングの話を中心に人工衛星や宇宙を話題に興味深い講演でした。また、ご自身の生い立ちから、JAXA職員になったきっかけや仕事の内容、今後のことなど身近な話もあって宇宙が近づいたような気がしました。祝賀会では、毎月の活動と同様に、YAC憲章から始め、宇宙ニュースと宇宙クイズではなく磐田分団歴史クイズを行ないました。歓談中は、講演をしてくれたJAXA職員に団員たちはいろいろ質問したり、お菓子を食べたりにぎやかに楽しく過ごすことができました。













令和元年6月活動 水ロケット工作教室

  今月は、ワークピア磐田との共同企画で水ロケットを製作して飛ばしました。分団員と一般募集した子どもたちと合わせて50名ほどの活動となりました。多くの保護者の皆さんも参加されましたので、ワークピア磐田の広い視聴覚室もいっぱいになりました。水ロケットの打ち上げは、中部小学校のグラウンドを借りて行いました。発射レバーを握ると勢いよく水を噴射してロケットが飛んでいきました。まっすぐ飛んでいくロケットや急上昇してしまうロケット、低く飛んでいくロケットなどさまざまな飛び方をします。尾翼やノーズコーンなどバランス良く美しく水ロケットを作ることが遠くへ飛ばすコツです。同じ空気圧で発射しているのですが、飛び方はさまざまです。工夫の余地はたくさんあります。小雨まじりの中、楽しいひと時を過ごすことができました。










令和元年5月活動 ロボットを動かそう 〜プログラミングの考え方

 5月活動に先立って、入団式を行いました。新たに13名の団員を迎えました。紹介の後、記念品を贈呈しました。5月活動は、「ロボットを動かそう 〜プログラミングの考え方」と題して活動しました。来年度から、小学校でもプログラミングが必修化されます。それに先駆けて今月は、プログラミングの考え方を学びました。
 プログラミンの前に必要なフローチャートを学習しました。分団長がロボットに変身して、このロボットを部屋から外に出すまでのフローチャートを考えました。代表で1名がロボットに命令を出しました。次は、オリジナルの宇宙探検マップを用いて、地球から探査機が、小惑星「りゅうぐう」までと木星の衛星「イオ」まで行くフローチャートを考えました。途中に敵が現れる場面があります。うまく回避できるように工夫したかな?
各グループごとにリーダーが、フローチャートに従って目的地まで行けるかチャックしました。課題を解決するためにみんないっしょうけんめい考えました。プログラミングは、すじみちを立てて考えることがわかりました。最後に、webサイトでプログラミングを学べるScratch(スクラッチ)を紹介しました。
 活動日の夜19:40頃からISSが南西から北東へ上空を横切ることを紹介しましたが団員の皆さんは、見ることができたかな?リーダーたちは、みんな夜空を見上げて、ISSを見ることができました。










平成31年3月活動 研修旅行

 3月は、恒例の研修旅行です。今年は、3年に1度の筑波宇宙センターの見学がメインの研修旅行でした。まず初日は、筑波に向かう途中の陸上自衛隊朝霞駐屯地にある陸上自衛隊広報センターりっくんランドを見学しました。我国の技術の粋を結集させて完成させた「10式戦車」を始め、対戦車ヘリ「AH-1S コブラ」、99式155mm自走榴弾砲、高射機関砲など本物の装備品の展示は迫力がありました。また、フライトシミュレーターや3Dシアター、装具装着体験コーナーなどさまざまな体験もできました。自衛隊の活動に理解を深めることができました。次に、つくば市に移動して、宇宙センターの向かいにある産業技術総合研究所内にある地質標本館を見学しました。地質標本館は、最新の地球科学情報とともに日本の地質、地下資源、海洋の地質、地球環境、火山と地熱、地震と活断層などのテーマごとにまとめて展示している施設です。たくさんの岩石や鉱物、化石などが興味を引き、また、地震や火山など学ぶことができました。途中の渋滞で、到着が予定より遅れてしまい、見学時間が短くなったことが残念でした。
 2日目は、いよいよ筑波宇宙センターの見学です。開館前に到着して、展示館の開館をカウントダウンしながら待っていました。もちろん一番に入館しました。私は、何度か訪れたことがあるのですが、毎回新たな発見があります。LE-7ロケットエンジンの展示がありました。ロケットエンジンは、何回も見ているのですが、今回新たにエンジンの中にタンクを発見しました。ヘリウムガスが入るタンクだそうです。燃料を押し出すみたいですが詳しくわかりませんでした。展示館の見学を終え、施設の見学です。宇宙センターの中をバスで移動して、国際宇宙ステーションの実験棟「きぼう」の管制センターを見学しました。今現在のきぼうの状況を把握してきぼうに指示をするところです。国際宇宙ステーションは、世界標準時で運用されているので、時差が9時間あります。見学している時間では、きぼうは夜中です。クルーは睡眠中で、きぼうは稼働していませんでした。計器を見守るスタッフが数人で管制業務をしていました。ちなみに管制業務は24時間体制で3交代だそうです。次の施設は、宇宙飛行士養成棟です。ここでは、映画「宇宙兄弟」にも登場した閉鎖環境適応訓練施設や若田宇宙飛行士が国際宇宙ステーションで着用したポロシャツが展示してありまた。写真ではなく、本物を自分の目で見ること自分で体験することがいかにすばらしいことか、改めてよくわかりました。













平成31年2月活動 リンゴは木から落ちるが月も落ちている

 今月は、「リンゴは木から落ちるが月も落ちている」と題してニュートンの運動の法則や万有引力の法則を学びました。宇宙ニュースのコーナーでは、もちろん「はやぶさ2」の小惑星「りゅうぐう」への着陸成功を取り上げました。あと最大2回の着陸の計画があるようですが、いずれも成功して無事地球へ帰還することを願うばかりです。順調にいけば2020年の暮れになるようです。また、今年2019年は、アポロ11号月着陸から50周年になります。今ほどコンピューターが発達していない時代に人間を月まで運び、着陸して、再び地球に戻ってくることができるなんて、夢のようなできごとでした。さて、ニュートンの運動の法則では、慣性の法則と作用反作用の法則を実験を通して学び、万有引力の法則を解説しました。少し難しい内容でした。引っ張る力(向心力))がないと円運動しないことはわかったかな。惑星の重力を利用して、はやぶさ2は小惑星りゅうぐうへ向かいました。これをスイングバイといいます。重力のかわりに磁力を用いたスイングバイのモデルを製作しました。重力の概念がまだない時代では、惑星の運動は磁力がもたらすと考えられていました。スイングバイモデルでは、微妙な角度調節が必要で、宇宙船にみたてた鉄球を地球に帰還させることは思いのほか難しく、なかなかうまくできませんでした。実際の宇宙船も軌道のコントロールがむずかしいのかなと思いました。







平成31年1月活動 もえる科学

 今月は、「もえる」をテーマにした実験講座を実施しました。最初は、恒例の宇宙ニュースから。1月6日の日食、イプシロン4号機の打ち上げ成功、探査機ニューホライズンズが地球から65億km離れた太陽系外縁天体「ウルティマトーレ」の観測に成功したことで、人類が最も遠くの天体に到達した探査機となりました。さらに、はやぶさ2が着陸をめざす小惑星「りゅうぐう」の地形に名称がつけられたニュースを紹介しました。りゅうぐうには、「キンタロウクレーター」や「モモタロウクレーター」「オトヒメ岩塊」など昔の物語をテーマにしたユニークな名前が付けられました。各種エンジンの紹介から「燃える」ためには、燃料すなわち燃えるものが必要なことを学びました。ロウソクの炎をくわしく観察して、燃えるしくみを考えました。化学式も登場してちょっとむずかしかったかもしれません。燃えているロウソクにガラス瓶をかぶせると、炎が消えることから、燃えるためには空気(酸素)が必要なことを確認しました。HUAロケットの燃料から水素の燃焼を観察しました。空気と混じると大きな音で爆発したのでたいへんびっくりしました。また、アルコールもアルコールランプではおだやかに燃えていますが、空気とほどよく混じると爆発します。そこで、フイルムケースを利用したアルコールロケットを製作して飛ばすことにしました。今日は、たいへん寒く気温が低いので屋外ではアルコールがうまく気化しないので、屋外で飛ばすことをあきらめました。実験室で2回だけ飛ばして観察しました。ちょっと危険な感じの実験でしたが、火を取り扱うには十分な注意と万全の準備が必要であることを伝えて今月の活動を終了しました。







平成30年12月活動 恒例!クリスマス会

 12月活動は、恒例のクリスマス会です。今年は、総勢70名を超える団員及び家族の方の参加があってたいへんにぎやかな会になりました。クリスマスの雰囲気を盛り上げようと、今回は「アロマキャンドル」を作りました。人数が多くて、ロウを融かすのに手間がかかってしまいました。そのあとは、恒例のケーキ作りです。スポンジケーキの中や上に生クリームをぬったり、デコレーションしたり、フルーツをのせたりと各班で工夫したケーキを作りました。毎年参加している団員たちは、手慣れたようすで、しかも美しくデコレーションしたケーキを作っていました。見た目は「どうもこれは・・・」というようなケーキもありましたが、味はすべて同じです。おいしくいただきました。
そのあと、じゃんけんゲームに移ろうとしたとき、事件が起きました。今年、還暦を迎えた分団長と副分団長のお祝いがありました。まったく予期しない出来事で、2人とも唖然とする中、赤いちゃんちゃんこならぬ赤いメッセージTシャツを着せられました。ハッピーバースデーではなく「パッピーシックスティ」の合唱のあと、パイ投げの手荒い祝福でした。泡まみれの中、じゃんけんゲームを実施。大いに盛り上がった後は、アロマキャンドルを一斉に灯してクリスマスソングを歌いました。ボランティアで、ケーキ作りの下準備をしていただいたみなさん、ありがとうございました。今年は、高校生のサブリーダーのみなさんが大いに活躍しました。














平成30年11月活動 ロケット 〜しくみを知って飛ばそう〜

 11月活動のテーマはロケットでした。日本が開発した初期のロケット、K(カッパ)ロケット、L(ラムダ)ロケット、M(ミュー)ロケットの初期タイプには、ロケットに尾翼が付いていましたが、M-V、イプシロン、H-UAロケットには、尾翼がありません。自衛隊の装備品の誘導弾やミサイルには尾翼がついています。もちろん、私たちが製作している水ロケットには尾翼をつけます。尾翼のはたらきを調べるために、ペットボトルだけ、尾翼のない水ロケット、尾翼もおもりもない水ロケットを飛ばして、飛び方を観察しました。尾翼がないと水ロケットは、縦に回転してうまく飛びませんでした。先端におもりがないとやはり回転してよく飛びません。おもりと尾翼のバランスが重要だとわかりました。わかったところで、かさ袋ロケットをひとりひとり作りました。おもりはかさ袋の先端にビニルテープを巻きました。尾翼の形と大きさは、自由に作りました。どんな形、大きさがよく飛ぶのか、おもりとのバランスはどうしたらいいか、など考えながら作って飛ばしました。ひとつひとつ条件を変えて飛び方のデータを集めると自由研究になります。来夏ぜひ挑戦して下さい。ところで、私の年代では、大型ロケットといえば、アポロ宇宙船を打ち上げたサターンVロケットです。小学生の頃、ワクワクしながらアポロのニュースを見ていました。もちろんアポロ11号の月着陸はリアルタイムで見ていました。





平成30年10月活動 地球の大気の重さを体感しよう

 10月活動は、「地球の大気の重さを体感しよう」でした。私たちは、大気の中で生活をしていますが、大気の力を感じることはありません。そこで、いくつかの実験を行ないました。丸く切ったクリアファイルを窓ガラスに付けると落ちませんでした。大気が押しているからです。割り箸を貼り付けた下じきを、割り箸を持って引き上げるとたいへん重く感じました。アルミ缶にお湯を入れて中の空気を押し出してふたをすると・・・大きな音ともにつぶれました。大気が押していることがわかります。私たちの体は、大気と同じ大きさの力で大気を押し返しているので、大気の力を感じません。大気の力を示す有名な実験「マクデブルクの半球」をプリンカップで実施しました。1654年ドイツの物理学者ゲーリケが、金属半球2つを合わせて、中の空気を真空ポンプで抜いた。金属半球にそれぞれ馬8頭をつないで引っ張ったが、金属半球は離れなかった、という公開実験をゲーリケが当時マクデブルク市長だったため、「マクデブルクの半球」と呼ばれている。プリンカップ1つの底に穴をあけ、ストローを通し、空気が漏れないように接着剤で穴のすき間を埋めました。もう1つのプリンカップを合わせて、ストローからプリンカップの中の空気を吸い出しました。クリップでストローを押さえると2つのプリンカップは、ぴったりとくっついて離れませんでした。分かっていることなのに、実際に目の前で見るとどうして離れないのか不思議に思ってしまう。やっぱり実験は楽しい。





平成30年8月活動 サマーキャンプ 2018

 今年は、初めて名古屋分団と共同でサマーキャンプを実施した。場所は、竜洋海洋公園オートキャンプ場、2017年と2018年の2年連続西日本オートキャンプ場ランキング1位になったキャンプ場です。到着して、挨拶、日程説明のあとテント張りです。毎年、参加している団員は、手際よくテントを建てていましたが、初めてのテント張りは苦戦していました。それでも、班長を中心に班員が協力して建てていました。テント張りの後は、モデルロケットの製作でした。これは、名古屋分団のみなさんが準備と指導をしていただきました。磐田分団では、火薬を使って打ち上げるモデルロケットは初めてです。どんな飛び方をするか、楽しみにしていましたが、事件が発生しました。打ち上げを予定していた広場には、警察車両が止まっていて、本当の事件があり、周辺は立ち入り禁止となっていました。そのため、モデルロケットの打ち上げは中止して、キャンプ場の特別イベントの「キックターゲット」と「靴飛ばし競技」に参加しました。ご褒美のお菓子とおもちゃにみんなおおはしゃぎ。楽しいひと時を過ごしました。夕食は、女性スタッフが調理したカレーライスです。毎年、おいしいカレーをありがとう、感謝しつついただきました。
 夜のメインイベントは、星空教室です。夜空には、金星・木星・土星・火星と4つの惑星が明るく、14夜の月もたいへん明るく輝いていました。星座がはっきりわからないくらいでした。しかし、8時の星空教室開始の頃、にわかに雲が現れ、夜空を覆っていきました。星が見えないバージョンの星空教室を実施することになりました。終わりごろになって雲が少しずつ晴れていきました。星空教室の前後、望遠鏡で木星を観察した団員は、木星の4つのガリレオ衛星がはっきりわかりました。
 夜は、それぞれのテントで毎年の如く楽しく過ごしていました。また、明るくなるとすぐに起きだす班もありました。6時に起床、集合して、モデルロケットを打ち上げる予定の広場へ移動しました。6時半のラジオ体操の放送に合わせて全員で朝の体操をしました。さらに、名古屋分団のリーダーによるモデルロケット打ち上げのデモンストレーションを見学しました。西風が強くて、ロケットは最大高度まで上がることはできませんでしたが、迫力ある打ち上げを初めて見ることができました。朝食の豚汁を食べ、テントの撤収、感想文の提出と例年のように活動して、キャンプを終えることができました。今年も楽しい思い出を胸に帰路につきました。











平成30年6月活動 水ロケット工作教室

 今月は、ワークピア磐田との共同企画で水ロケットを製作して飛ばしました。分団員と一般募集した子どもたちと合わせて50名ほどの活動となりました。多くの保護者の皆さんも参加されましたので、ワークピア磐田の広い視聴覚室もいっぱいになりました。活動が始まるころから、空は暗くなり、いつ降り出してもおかしくないような天気の中、水ロケットを作り始めました。とにかく水ロケットを早く完成させて、飛ばそうと、保護者の皆さんにも積極的に手伝っていただきました。その努力もむなしく、無情にも雨が降り始めました。雨の中でも飛ばしたいという子どもたちの熱意に応えて、雨の降る中、中部小学校のグラウンドにランチャーをセッティングしました。雨の中でも「3、2、1、0、発射!!」の声に合わせて、ロケットが勢いよく飛び出し、大歓声!ぬかるんだグラウンドも何のその、ロケットめざして子どもたちの元気よく飛び出していきました。中には、大きく曲がって、屋根に乗ってしまったロケットもありました。雨の中でしたが、子どもたちの笑顔が印象的でした。雨に濡れて体調は、大丈夫でしたか?










平成30年5月活動 巨大惑星にせまる

 平成30年度がスタートしました。今年度は、13名もの団員が新たに加わり、入団式と5月活動、惑星シリーズ第5弾「巨大惑星にせまる」を実施しました。恒例の宇宙ニュースから始まり、太陽系クイズへと進めました。宇宙ニュースでは、ビッグイベントが2つあります。金井宇宙飛行士が、ISS長期滞在を終え、6月3日に帰還します。はやぶさ2は、6月上旬には小惑星「りゅうぐう」に到着します。「りゅうぐう」におよそ1年滞在してサンプルを回収する予定です。2020年冬、地球に戻る予定となっています。
 巨大惑星の代表として、木星と地球を比べてみました。木星は、地球のおよそ11倍もあります。と言ってもイメージがわきません。そこで、木星の模型を作りました。直径10cmの発泡スチロール球に木星の模様を描いた型紙を糊付けしました。型紙を丁寧に切らないと、発泡スチロール球に糊付けしたときに、すき間ができたり、重なってしまったりしました。ハサミで切り抜くことは、根気がいる作業です。もくもくと取り組む団員やすぐに飽きてしまって話し始める団員、大ざっぱに切って「できた」と言う団員・・・取り組み方もいろいろです。宇宙飛行士に向いているのは……どんなタイプでしょうか?木星が完成したら、次は地球です。理科年表のデータを見て、地球の大きさを考えました。木星の赤道半径は、71492km、地球は6378km。木星を、直径10cmの発泡スチロール球で作ったので、地球は……。紙粘土で直径が1cmより少し小さな球を作りました。比べてみると、圧倒的に地球が小さいことがわかりました。
 太陽からの距離感は、太陽と地球の距離を1.5mとして巻き尺の上に模型を置きました。木星は、7.8mの位置になりました。海王星は、45m先になります。巻き尺を伸ばして、部屋を出てはるか遠くになってしまいました。今月の活動で、惑星の大きさや、太陽からの距離が、イメージすることができました。












平成30年3月活動 研修旅行 〜愛知と岐阜の航空機めぐり

 3月は、恒例の研修旅行です。今年は、名古屋、岐阜の博物館を巡りました。まず、昨年秋にオープンしたばかりのあいち航空博物館とMRJミュージアムへ行きました。YS11など航空機展示がメインの博物館で、展望デッキやカフェの窓から県営名古屋空港の滑走路が見渡せます。先日就航したばかりのホワイトの機体や青色、緑色に塗装されたカラフルなFDAの機体が離発着したり、県警のヘリコプターや小型機が飛び立っていきました。MRJミュージアムは、セキュリティが厳しく感じられましたが、15名のグループに1人の案内係のお姉さんが付いてくださり、懇切丁寧な説明でMRJのことがよくわかりました。土曜日の見学だったので工場が稼働していなくて残念でした。MRJが飛び立つ日を楽しみにしています。2日目は、リニューアルオープンしたばかりのかかみがはら航空宇宙博物館を見学しました。世界に1機だけの戦闘機『飛燕』の展示や多数の実機展示がありました。また、航空機の飛ぶ仕組みの解説やシミュレーターなど興味深い展示が目を引きました。2Fの宇宙コーナーの特別展示では、旧ソ連のルナ計画で持ち帰った『月の砂』やアメリカのアポロ15号、16号が持ち帰った2種類の『月の石』には、興奮しました。係の人から詳しい話も聞けて最高でした。帰りには、国宝犬山城の見学と城下町の散策を楽しみました。桜の花と天守閣の組み合わせは、まさに国宝級でした。













平成30年2月活動 Hermesの長い一日〜惑星の自転と公転〜

 2月活動は、「Hermesの長い一日」と題して惑星の自転と公転について学びました。ギリシャ語で Hermes、英語では Mercury、日本語で水星は、自転周期がおよそ60日、公転周期が90日です。「では、水星の昼の長さと夜の長さは何日ですか?」という問いに対して、多くの人は「30日」と答えるでしょう。水星が1回自転すると60日もかかるわけですから、その間に公転をして、位置を大きく変えます。太陽の周りを90日で1周するわけですから、1回自転すると、2/3回転(240°)公転します。太陽が南中してから1回自転しても、240°公転しているので、まだ太陽は南中していません。2回自転してもまだです。3回自転して再び太陽が南中します。その間に2回公転します。すなわち、水星の1日は2年です。何だか言葉で説明するとややこしいので、オリジナルの「水星の自転公転説明装置」を各自作って、水星の自転と公転を学びました。ちょっと難しいところもありましたが、理解できたでしょうか。水星では、90日間が昼で、90日間が夜になります。大気がないため、昼はものすごく暑くなりますが、夜は、太陽に近いのにものすごく冷えます。地球では、太陽が南中してから次に南中するまで24時間、その間におよそ1°(4分))公転します。水星のように1回自転する間に公転する角度が大きくないので、地球ではあまり意識されません。











平成30年1月活動 色の錯覚を体験!〜太陽に光と目のひみつ〜

 今月は、『色の錯覚を体験!〜太陽に光と目のひみつ〜』と題して、色の見え方を学びました。皆既月食が1月31日にありましたが、地球の影に入った月は、何色に見えましたか。影の中にあっても、地球の大気で屈折したり、産卵したりして太陽の光が月まで少し届きます。そのために、皆既食状態でも月が赤黒っぽくみえますが、大気中のちりなどによって、月まで届く光が変わってしまうため、何色になるのかは、当日でしかわかりません。色の見え方は、同じ色でも背景の色やまわりの色によって見え方が全く変わってしまい、同じ色とは思えないようになったりします。また、色の濃さによって、脳が色を判断する時間が微妙に異なるため、動いて見えるような配色があります。確実に止まっているはずの絵がゆらゆら動いているように見えるので、なんだか変な気分になってきます。












平成29年12月活動 恒例!クリスマス会

 12月活動は、恒例のクリスマス会です。今年は、太陽系をテーマに毎月の活動を実施してきました。そこで今回は、太陽系クイズと『惑星』作りを行いました。惑星は、写真を見ながら、それぞれの惑星をイメージして紙粘土で作りました。白、青、黄、赤の4色の紙粘土ですが、混ぜ合わせていろいろな色を作ったり、しま模様にしたりと工夫して惑星のイメージを出しながら『惑星』作りをしました。そのあとは、恒例のケーキ作りです。スポンジケーキの中や上に生クリームをぬったり、デコレーションしたり、フルーツをのせたりと各班で工夫したケーキを作りました。ケーキは、4人で1つのケーキを作ります。完成した後は、4つに切って食べます。今年最も工夫したケーキは、あらかじめ4つに切りやすいようにフルーツの位置やクリームのデコレーションを配置したケーキを作った女の子4人組のケーキでした。4等分することを想定したケーキ作りをした初めてのグループでした。見た目は「どうもこれは・・・」というようなケーキもありましたが、味はすべて同じです。おいしくいただきました。ジャンケーゲーム、クリスマスソングを歌って楽しいクリスマス会を終わりました。ボランティアで、ケーキ作りの下準備をしていただいたみなさん、ありがとうございました。















平成29年11月活動 Mars はどこにいま〜すか?−惑星の軌道ー

 11月活動は、惑星シリーズ第3弾「火星」について学びました。火星は、探査機による観測だけでなく、火星表面にローバー「スピリット」と「オポチュニティ」や「キュリオシティ」を降ろして詳しく探査している。「キュリオシティ」はまだ現役だ。また、有人探査も実現しそうな勢いで研究されている。
 今月もいつものように、宇宙クイズから始めた。木星や土星、火星の衛星の名前は知らないだろうと思っていたら、さすが宇宙少年団の子どもたちは、出題した衛星の名前をすべて答えてしまった。火星の位置や大きさを地球や金星と比較したモデルで表し、実感することができた。今回の活動のメインは、火星の位置と地球からの距離の理科年表のデータから火星の軌道を作図することでした。天体の位置は、赤経・赤緯で〇時〇分〇秒と表されるので、それではわかりづらいから、あらかじめ小学生でもわかる角度[°]に換算しておいた。それでも180°を超えるので、360°の分度器を用意した。ちょっと難しすぎたかな、と思っていたら、意外と手際よく作図ができていた。分度器の使い方そのものを学習していない小学校低学年の団員も少しの指導で分度器が使えるようになった。完成した火星の軌道は、円ではなく、すこしいびつなだ円になった。地球と近づいたり離れたりして、火星は2年近くかかって1周する。時間が、少し余ったので、地球と火星の会合周期の話をしたら、何とか計算して求めようとする姿が印象的でした。













平成29年10月活動 懐中電灯で光の絵が描ける?!

 今月は、光で絵や字を描こうと題して、懐中電灯にカラーセロハンを取り付けていろいろな色で絵や字を描きました。始めは、光でどうやって描くのか、疑問でしたが、北極星を中心にぐるぐる回る星の写真を見てわかりました。カメラのシャッタースピードは、通常の写真を写すときは、1/125や1/250など瞬間的な早さです。ところが、シャッタースピードを8秒、15秒と遅くするすると、移動する光が線となって写るのです。文字を書く時とは、写真に写すと反対になるので、鏡に映った文字を書かなければいけません。また、絵も左右対称の絵ならば、そのまま描けばいいのですが、そうでないときは、やはり鏡に映った絵のようにしなければなりません。ここが難しいところでした。また、光で描いていると、途中でどんなふうに描かれているか確認できません。最後までいっきに描き、写真を撮ってから、出来栄えを始めて確認できます。描く途中の過程は、想像するしかありません。工夫が必要ですが、とても楽しく描くことができました。また、リーダーが8月にアメリカであった皆既日食を観察に行きました。その時のようすを画像や動画を交えて報告をしてくれました。日本でみられる皆既日食は、2035年9月2日です。今から、18年後です。元気でお天道様を拝みたいものです。











平成29年9月活動 ベールに包まれたVenusのなぞ

 9月活動は、惑星シリーズ第2弾『ベールにつつまれたVenusのなぞ』と題して金星について学びました。太陽から惑星までの距離を実感するため、巻き尺を部屋の前から後ろまで伸ばして、太陽を端に置きまし。そこから地球までを3mとすると金星は2m、木星まではおよそ15.6m。金星は、地球に近い惑星であることを実感しました。大きさもだいたい同じくらいです。金星探査の歴史、「あかつき」の苦難のみちすじを学びました。
金星の大気圧は、地球の90倍、二酸化炭素の厚い大気で覆われています。地表は約470℃、スーパーローテーションと呼ばれると秒速100mの強風が吹き、100時間弱で金星を1周してしまう。そのなぞを「あかつき」が調べています。また、金星は月のように満ち欠けしています。そのしくみをモデルを使って学びました。最後に、金星探査機「マゼラン」が観測したデータをもとにしたペーパークラフトの金星儀を作成しました。












平成29年8月活動 恒例!サマーキャンプ

  8月活動は、恒例のサマーキャンプ。今年も、竜洋海洋公園オートキャンプ場で1泊2日のキャンプを実施しました。今年は、キャンプ経験者の団員をリーダーにして、初めての団員を指導しながら、できるだけ団員たちでけでテントを張りました。悪戦苦闘したところもありましたが、全グループが予定の時間内にテントを張ることができました。昼間の活動は、8・30スコープを使った観察です。8倍の望遠鏡と30倍の顕微鏡になるスコープです。観察したものをスケッチする方法を学び、周辺にある草や木の葉、虫など自然のものと身近にある人工物を30倍の顕微鏡で観察しました。アリの頭やや葉にある細かな毛など細かいところにもよく気づいてスケッチしていました。後半は、「コマ回し大会」を行いました。ひもをくるくるコマに巻き付け、タイミングよくひもを引くとコマが回る昔ながらのコマです。ほとんどの団員が初めてコマ回しに挑戦しました。2〜3回チャレンジして回らないとすぐあきらめてしまう団員、回るまで粘り強く挑戦し続ける団員、自分はあきらめたけど挑戦する団員を応援する団員・・・・性格がよくわかる場面でした。夜は、星空教室です。星空を観察する前に、アメリカまで日食を観察しに行ったリーダーの報告会と日食の仕組みを学びました。現地で体験した人の話は、リアルでおもしろい。何事も体験することが重要だ。観察会が終わって午後10時消灯。例年のことながら、団員は、キャンプに興奮して寝られない(寝ない))夜を過ごした。















平成29年7月活動 水ロケット in エコパ

 今月の活動は、水ロケット大会inエコパと題して、私たち磐田分団と静岡県内にある袋井分団、浜松分団、すばる分団の4つの分団で合同の水ロケット大会をエコパ公園にある芝生広場で実施した。好天に恵まれ、青空に描く水ロケットのアーチは美しく、子どもたちの歓声が響き渡っていた。ただ、暑かった、ものすごく暑かった。
 競技は、60m先の目標めがけてどれだけ近くに着地させるかを競う定点着地競技とどれだけ遠くに飛ばしたかを競う飛距離競技の2種目で競った。定点着地競技は、水ロケットに入れる水の量と空気圧、発射方向を自分でセットする。競技は2回行ない、目標までの距離の近さを競う。いわゆるニアピンである。2回できるので、1回目の水の量、空気圧、風向き、発射方向と結果をもとに2回目でうまく調整できるかが勝負の分かれ目になる。また、着地した後の跳ね方など運も作用する。飛距離競技は、バランスの良い美しい機体とおもりの量にかかっている。風の強さと向きを考え、粘土のおもりを何gにするのか、で勝敗がきまる。今年の優勝記録は、144m、2位は138mだった。もちろん、空気圧は5気圧、発射角度は45°で統一してある。磐田分団は、飛距離競技で2位と3位、9位に入賞した。定点着地競技は、残念ながら入賞することができなかった。大会は、4つの分団で協力して運営したが、事前の準備・調整やテント、放送機材等の備品をいつも袋井分団にすべて用意してもらい、たいへん感謝しています。おかげで今年も暑いながらも無事大会を終えることができました。袋井分団のみなさん、ありがとうございました。










平成29年6月活動 水ロケット工作教室

 今月は、ワークピア磐田との共同企画で水ロケットを製作して飛ばしました。分団員と一般募集した子どもたちと合わせて50名での活動となりました。多くの保護者の皆さんも参加されましたので、ワークピア磐田の広い視聴覚室もいっぱいになりました。午前中は、ペットボトルを使っての工作です。作り方のポイントを説明して、1つ1つの手順を確認して作りましたので、全員が予定時間内に完成させることができました。打ち上げ会場の磐田市立中部小学校グラウンドに移動し、お弁当を食べて、午後から打ち上げです。グラウンドの広さの関係で空気圧を3.5気圧に制限しての発射となりましたが、概ね良く飛び、目標の80mラインをオーバーする機体もいくつかありました。「3!2!1!発射!」の声とともに高く打ち上げられたロケットと子どもたちの歓声に包まれた梅雨の晴れ間でした。












平成29年5月活動 The solar system って何のシステム?

 5月活動は、「the solar system って何のシステム?」題した活動を行いました。the solar system と聞くと何だか、太陽光発電のようなイメージがありますが、実は「太陽系」のことです。8つの惑星と惑星の周囲を巡る衛星、準惑星、無数の小惑星、彗星………などで構成される太陽系のうち、今月は、地球と月について学びました。月は、1969年7月、アメリカのアポロ11号が初めて月の静かの海に着陸しました。アームストロング船長が記念すべき月への第1歩を踏み出し、「That's one small step for [a] man, one giant leap for mankind.(ひとりの人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍だ。)」と有名な言葉を残しました。アームストロング船長とともに月面に降り立ったオルドリン飛行士は、映画「宇宙兄弟」に出演しました。それ以来アポロ17号まで6回の月面着陸に成功しました。アポロ13号は、事故のため月着陸はできませんでした(映画にもなりました。)。身近な天体「月」の満ち欠け、日食、月食について、モデルと画像を用いて学びました。上弦の月、下弦の月の意味や月の出から月の入りまで、月の形に着目して、その動きを学びました。これから、月を見上げるとき、今月の活動を思い出してください。












平成29年3月活動 研修旅行

 3月活動は、恒例の研修旅行です。京都鉄道博物館の見学と京都銘菓「八つ橋」作りの体験をしました。3連休中の3月19日から1泊2日の日程だったので、京都へ向かう高速道路が大渋滞で、予定していた比叡山延暦寺の法話をキャンセルして、京都市内へ向かいました。京都東ICを降りてから、京都市内へ向かう道路も大渋滞でした。三条通でバスを降り、寺町通りにある井筒八つ橋本舗へ向かいました。この店で、八つ橋の手焼き体験を行ないました。お店の方は、焼き方の説明をしながら手本を示して、八つ橋を焼き、ひっくり返して裏を焼きと、いとも簡単に焼いてしまいます。これなら簡単だなと思いつつ、焼いてみると、なかなか思い通りに八つ橋が動いてくれません。それでも、何とか焼き上げて、缶に詰めておみやげができました。寺町通や新京極通を散策しながら、バスに戻り、今夜の宿泊地、宇多野ユースホステルへと向かいました。さすが、京都のユースホステルは、国際色が豊かで、泊まっている人に外国の方が多く、また働いているスタッフにも外国の人がいました。部屋もきれいで、快適な一夜を過ごせました。2日目は、朝食後すぐに京都鉄道博物館に行きました。開館時間に到着して、ゆっくりと館内を見学することができました。扇型車庫には、20両の蒸気機関車がずらりと並び、その前をSLスチーム号が走ってる姿は、圧巻です。私は、最初にそのSLスチーム号に乗りました。山陰線、東海道線、東海道新幹線と並走する鉄路を走るSLに大興奮しました。また、博物館横の公園のベンチで昼食を取りましたが、そのすぐ前をSLスチーム号が走り、その向こうを東海道線、さらに新幹線が並走する姿を眺め、最高のランチタイムでした。館内では、運転シミュレーターが大人気で、抽選で当たらないと体験できません。1名の団員が抽選に当たっただけでした。残念。日本の鉄道技術の発展を学ぶと同時にノスタルジックな感傷に浸りながら鉄道博物館を後にしました。













平成29年2月活動 星占いの秘密

 今月は、「星占いの秘密」というテーマで、太陽の年周運動、黄道12星座を学びました。最初に星図を見やすくするため天の赤道を赤色で、黄道を黄色で線を描きました。次に、星占いに登場する星座・・・おひつじ座、おうし座、ふたご座、かに座、しし座、おとめ座、てんびん座、さそり座、かに座、いて座、やぎ座、みずがめ座、うお座・・・に属する星の範囲をそれぞれ星図上に描くとすべて太陽の通り道・・・黄道上にあります。しかし、よく見ると12の星座がない黄道の一部分がありました。そこには、へびつかい座があります。星占いの世界では、黄道12星座ですが、天文学的には黄道13星座になることを発見しました。さらに、各月1日の太陽の位置データから黄道上に太陽の位置を印しました。太陽の位置は、理科年表から赤経と赤緯の値を使いました。慣れない単位で書いてあるので少し難しく思えたようですが、コツをつかむと割りと簡単に太陽に位置を印すことができました。星図上で太陽の通り道がわかったので、天球で確認しました。実際は、太陽のまわりを地球が回っていて、星座は遠くの方にあります。1月1日に太陽は、いて座にありますが、太陽、地球、いて座の位置関係を考えるために、部屋に宇宙を作りました。中心に太陽を置き、まわりに12星座を並べました。さて、1月1日の地球はどこに置いたらいいのか、みんなで考えました。さらに、本当にわかったか、ひとりひとり机にミニ宇宙を作って、地球と太陽、12星座の位置関係を学びました。1月1日は、地球から見て太陽がいて座の方向に見えるので、1月にはいて座は見ることができません。ちょっと難しかったかな。










平成29年1月活動 新春お年玉企画日帰りバスツアー

 今月の活動は、新春お年玉企画日帰りバスツアーを実施しました。静岡理工科大学航空資料館と隣のFDA(フジドリームエアライン)の搭乗員(パイロット、キャビンアテンダント)の訓練施設、さらにディスカバリーパーク焼津天文科学館を見学しました。静岡理工科大学航空資料館は、2年前にも見学しましたが、新たに航空機のエンジン、フライトシュミレーター等が加わりグレードアップしました。昨年9月活動でもお世話になった榊田先生に講師をお願いして、航空資料館の案内や展示の説明をしていただきました。9月活動では、飛行機の飛ぶしくみを学び、今回は実際の飛行機に触れたり、航空機の歴史を学んだりしました。プロペラ機のエンジンは、直列、V型、水平対向型やでターボチャージャーやスパーチャージャーの過給機が付いたものもあってまさに自動車と同じでした。ゼロ戦や疾風といった太平洋戦争で用いられた戦闘機のエンジンはとても複雑で生産したり、品質を保持したりするのにたいへんな苦労があったことが伺われます。ディスカバリーパーク焼津天文科学館は、松本零士さんが名誉館長をしている科学館で、プラネタリウムや静岡県最大の反射望遠鏡があります。全員でプラネタリウム「水星・金星を探る!」を鑑賞したあと、自由に館内を見学しました。ちょうど館では、冬の特別展「あつまれ!科学あそび広場」があり、団員たちは空中お絵かき、ミュージックボールであそぼうなどいろいろ体験しながら自然科学を学びました。私は、ちょうど天文台見学会があったので、それに参加しました。夕方、一番星として輝いている宵の明星金星が、昼間にもかかわらず、望遠鏡が捉え、観察することができました。金星は、非常に明るいので、条件が良ければ昼間でも肉眼で見ることができるそうです。雨上がりの空気が澄んだ晴れた日、空を見上げましょう。金星を見つけることができるかもしれません。ただし、金星の位置がわからないと難しい。











平成28年12月活動 クリスマス会

 今月は、恒例のクリスマス会です。クリスマスらしい活動として、光る星座絵を描きました。名前をよく知っている星座の星の配置だけをカードに記して、ひとりに1枚ずつ配布しました。カードは全部で10種類あります。星の配置から何の星座かを想像して、蛍光クレヨンで絵を描きます。絵を想像するため、10の星座について物語も配布しました。さあ、どんな星座絵を想像したのでしょうか?古代の人々も夜空をながめて、いろいろな物語や絵を想像したのでしょう。絵が完成したら、部屋を暗くしてライトを当てます。すると描いた絵がきらっ〜と輝きました。部屋に飾って夜寝るときに楽しんでください。その後は、ケーキ作りです。クリームとくだもので飾りつけをします。毎年ケーキ作りをしているので、年々ケーキのクオリティもアップしているグループや、相変わらずテンコ盛りのケーキもありました。作ったケーキは、みんなでおいしくいただきました。最後は、クリスマスプレゼントです。今年もじゃんけん大会でプレゼントを贈りました。プレゼンターは、ミニスカサンタさんでした。リーダーが一番喜んでいました。楽しいクリスマス会のフィナーレは、きよしこの夜を合唱してクリスマス会を終了しました。








平成28年11月活動 宇宙生命と地球生命の違いって何だろう

 今月は、DNAについて学びました。地球にいるすべての生きものには、DNAが存在しています。DNAには、A(アデニン)、T(チミン)、G(グアニン)、C(シトシン)と呼ばれる4種類の塩基が存在していて、A−T,G−Cがペアになっています。このペアが、ヒトの場合は約30億存在しています。この4種類の塩基の並び方によって、アミノ酸の種類が決められ、多数のアミノ酸が結合することによってタンパク質が作られます。私たちの体をつくるタンパク質や体内でいろいろな反応を行なう触媒としてはたらく酵素もタンパク質です。ATCCGTAATGC・・・・・・などと塩基の並び方が遺伝情報そのものです。このDNAの一部をビーズで再現しました。ビーズの色で塩基を区別して、必ずA−T,G−Cがペアになるように、ビーズをはしごのようにつないでいきます。小さなビーズを扱うには、私たちより子どもたちの小さなかわいらしい指の方がずっと上手にビーズをワイヤーに通していました。適当につなげたビーズの色、すなわちDNAの塩基配列から暗号解読表を用いてアミノ酸を見つけました。作ったDNAのビーズ模型ストラップにアミノ酸のシールを貼って完成です。ところで、もし宇宙に生命体が発見されたら、DNAを持っているでしょうか?DNAとは、deoxyribonucleic acid(デオキシリボ核酸)の略です。








平成28年10月活動 星までの距離を測ろう

 今月は、「星までの距離を測ろう」と題して三角測量や年周視差について学びました。巻尺などで直接計れないものまでの距離をどうやって測ったらいいのか、キーワードは「三角形」。三角形は、@3辺の長さ、A2辺長さとその間の角度、B1辺の長さとその両側の角度、がわかれば書けます。Bの方法を使って、直接測ることが難しい木の高さを測定しました。木から測定者までの距離は、、巻尺で測り、地面と木の角度は直角、測定者から木のてっぺんまでの角度を分度器で測りました。グラフ用紙に三角形を書いて、木の高さを求めることができました。てっぺんまでの角度は、分度器をコピーした紙を木の板に貼りつけ、中心から糸で五円玉のおもりを吊り下げました。板には木のてっぺんを見通すため、ストローをつけました。測定した角度から、地面から木のてっぺんまでの角度を計算で求めなければならないので、ちょっと難しかったかもしれません。遠く離れた星までの距離も”角度”を測定すれば計算できることを学びました。それでも測ることができる限界はあります。ではもっと遠くの銀河までの距離などは、どのように測定しているでしょうか?それは、またの機会で学びましょう。






平成28年9月活動 紙飛行機を上手に飛ばすには

 今月は、「紙飛行機を上手に飛ばすには〜飛行機の重心、空力中心とは・・・」と題して航空工学?を学びました。元静岡理工科大学教授で現在は静岡理工科大学航空資料館のお仕事をされている工学博士榊田先生に講師をお願いしました。飛行機が飛んでいる空の話から、飛んでいる飛行機にかかる力、途中むずかしげな数式が突然現れてびっくりしました。飛行機にはたらく力は、揚力、重力、抗力、推力の4つあります。揚力は飛行機を持ち上げる力(上向き)、重力は地球が飛行機を引っ張る力(下向き)、抗力は進行を妨げる逆向きの力(後ろ向き)、推力は前に進む力(前向き)です。紙飛行機では、手から離れたら、4つの力をコントロールすることができません。本物の飛行機は、パイロットが調整します。だから、紙飛行機は、飛ばす前に調整することが非常に大切になりますが、子どもたちは、完成するとすぐに飛ばしたがって、なかなか『調整』という大事なプロセスを疎かにしてしまいがちでした。紙飛行機がバランスよく飛ぶために大切なことは、飛行機の重心と空力(揚力)中心が一致することでした。2つがずれている紙飛行機を飛ばすと、その違いがよく分かりました。失速してしまったり、急降下して落ちてしまったりしました。いろいろ学んでから、最後に先生から紙飛行機の飛ばし方の3つの方法を伝授されました。いよいよ待ちに待った紙飛行機をとばす時間になりました。今日は、体育館での活動でしたので、思い切り飛ばしました。飛距離や滞空時間を競いました。重心や空力中心を学ぶため、同じモデルの紙飛行機(といってもスチレンペーパーでしたが)を作りましたので、同じような飛び方でした。ただ、投げ方によってはずいぶん滞空時間の長い機体とそうでない機体がありました。とても楽しく航空工学を学ぶことができました。





平成28年8月活動 サマーキャンプ2016 in 竜洋

 8月活動は、恒例のサマーキャンプ。今年も、竜洋海洋公園オートキャンプ場で1泊2日のキャンプを実施しました。今年は、半数以上の団員がキャンプを経験しており、テント張りは、例年になく順調にできました。昼間の活動は、「惑星泥だんご作り」と「星座盤」の作成を行いました。泥だんごは、キットの泥を用いて作りましたが、まん丸にするのに苦戦したり、途中でひび割れしたりと、なかなか簡単には作れませんでした。さらにピカピカにする仕上げも根気よく、少しずつこすらないと、きれいにできないのでたいへんでした。作業に集中できる団員、少し作業して飽いてしまう団員、口ばかりで手が動かない団員・・・と個性が現れた活動でした。夜は、雲が切れて星空観察ができました。西の空に沈みそうな木星、南の空に明るく輝く3つの星、火星、土星、アンタレス、真上には、夏の大三角形こと座・わし座・はくちょう座と・・・リーダーの惑星の話を聞きながら、たのしく観察しました。最後に、「北西の空高く輝く1等星の名前を星座盤を使って調べる」という課題が出されました。みんな悪戦苦闘しながら星座盤を見たり、星空を見上げたりして、名前を見つけようと奮闘しました。うしかい座の「アルクトゥルス」でした。







平成28年7月活動 水ロケット大会 in エコパ

 今月の活動は、水ロケット大会inエコパと題して、私たち磐田分団と静岡県内にある袋井分団、浜松分団、すばる分団の4つの分団で合同の水ロケット大会をエコパ公園にある芝生広場で実施しました。好天に恵まれ、青空に描く水ロケットのアーチは美しく、子どもたちの歓声が響き渡っていた。ただ、暑かった、ものすごく暑かった。
 競技は、70m先の目標めがけてどれだけ近くに着地させるかを競う定点着地競技とどれだけ遠くに飛ばしたかを競う飛距離競技の2種目で競った。定点着地競技は、水ロケットに入れる水の量と空気圧、発射方向を自分でセットする。競技は2回行ない、目標までの距離の近さを競う。いわゆるニアピンである。2回できるので、1回目の水の量、空気圧、風向き、発射方向と結果をもとに2回目でうまく調整できるかが勝負の分かれ目になる。また、着地した後の跳ね方など運も作用する。飛距離競技は、バランスの良い美しい機体とおもりの量にかかっている。風の強さと向きを考え、粘土のおもりを何gにするのか、で勝敗がきまる。今年の優勝記録は、154m、2位は145mだった。もちろん、空気圧は5気圧、発射角度は45°で統一してある。磐田分団では、2種目の競技とも優勝を逃し、2位に入賞した。大会は、4つの分団で協力して運営したが、事前の準備・調整やテント、放送機材等の備品をいつも袋井分団にすべて用意してもらい、たいへん感謝しています。おかげで今年も暑いながらも無事大会を終えることができました。袋井分団のみなさん、ありがとうございました。







平成28年6月活動 水ロケットを飛ばそう

 今月は、ワークピア磐田との共同企画で水ロケットを製作して飛ばしました。分団員と一般募集した子どもたちと合わせて48名での活動となりました。多くの保護者の皆さんも参加されましたので、ワークピア磐田の広い視聴覚室もいっぱいになりました。午前中は、ペットボトルを使っての工作です。作り方のポイントを説明して、1つ1つの手順を確認して作りましたので、全員が予定時間内に完成させることができました。打ち上げ会場の磐田市立中部小学校グラウンドに移動し、お弁当を食べて、午後から打ち上げです。グラウンドの広さの関係で空気圧を3.5気圧に制限しての発射となりましたが、概ね良く飛び、目標の80mラインをオーバーする機体もいくつかありました。「3!2!1!発射!」の声とともに高く打ち上げられたロケットと子どもたちの歓声に包まれた梅雨の晴れ間でした。








平成28年5月活動 空力翼艇をつくろう

 今月は、新年度のスタートです。新入団員とスタッフを紹介してから活動に入りました。今月は、空力翼艇の工作です。聞きなれない名前ですが、飛行機の翼の形をして、机や床から少し浮き上がって飛行します。ホバークラフトのようなものですが、空気を床に吹き付けて浮き上がるわけではありません。本体が飛行機の翼の形をしているので、飛行機と同じ原理、揚力で浮き上がります。
 活動では、うすい長方形と翼の形にしたスタイロフォームをそれぞれ作り、磐田分団オリジナル風洞実験装置で揚力が発生することを確かめました。浮き上がる原理を学んでから、工作を開始しました。最初に、型紙を切り抜き、それに合わせてスタイロフォームを切りますが、この切り取る作業で悪戦苦闘しました。カッターも使い慣れなくて、スタイロフォームをきれいに切り抜くのはたいへんな作業になりました。切り取れば、あとは型紙に合わせて切り取った紙を貼り付けて空力翼艇の完成です。机を並べて滑走台として、ゴムの力で空力翼艇を発射しました。途中で高く上がってしまったり、曲がったりしてなかなか真っ直ぐ飛びません。機体の形やおもりの調整などして挑戦です。机から少し浮き上がって真っ直ぐ飛ぶ姿に大歓声です。飛ぶことはおもしろい。






平成28年3月活動 研修旅行 〜つくば宇宙センターと横須賀

 3月は恒例の研修旅行です。今年は、つくば宇宙センターと横須賀海上自衛隊の見学を行ないました。東京都内の渋滞で宇宙センターの見学ツアーに間に合うのか、ドキドキ、ハラハラしましたが、ギリギリで間に合いました。始めに、宇宙センターや日本のロケット、人工衛星や探査機についてDVDを視聴しました。次に、普段では見学できないような施設内部の宇宙飛行士の訓練するところやISSのきぼう管制センターなどを見学することができました。今回の研修旅行は55名の参加者でしたが、見学は50名限定でしたので、私を含めリーダーの5名は、残念ながら施設内部の見学ツアーには参加できませんでした。見学のようすはわかりませんが、きっと心に残るものがあったことでしょう。横須賀では、海上自衛隊の艦船を眺めながら、港の公園を散策したあと、昼食は横須賀名物海軍カレーを味わいました。午後は、いよいよ護衛艦の見学です。海上自衛隊横須賀基地の入り口で手続きを済ませ、桟橋までバスで移動しました。今回艦内見学をする護衛艦は、4550tの「むらさめ」です。4つのグループに分かれて、それぞれのグループに案内してくれる乗組員がついて親切に説明してくれました。港の公園から見た護衛艦はそんなに大きいと思いませんでしたが、近くで見て、また艦橋に上がるととても高く大きく感じました。機関室は、窓が無く、船を動かすための計器でいっぱいでした。船に乗り組んでいると時間や曜日の感覚がずれてしまうそうです。だから金曜日の食事はカレーライスと決めてあるそうです。艦艇ごとにカレーの味も微妙に違うそうです。今回は、セキュリティの厳しい施設ばかりを見学しました。






平成28年2月活動 赤外線写真を撮ろう

  2月活動は、「赤外線写真を撮ろう」と題して、人工衛星が地球や宇宙を観測する方法を学びました。私たちは、電磁波の中で波長が380nm(紫)〜770nm(赤)の可視光線と呼ばれる電磁波を見ることができます。電磁波には、紫より波長が短い紫外線、]線、γ線があり、赤より波長が長い赤外線や電波があります。人工衛星などは、これらの中から目的とするものを観測するため、必要な電磁波をキャッチするように作られています。2月17日に打ち上げられたASTRO-H「ひとみ」は、遠くにある星やブラックホールからやってくる]線をキャッチして観測します。気象衛星「ひまわり」では、可視光線だけでなく、赤外線でも雲のようすをとらえています。そのため、夜でも観測できます。また、動物の中には赤外線や紫外線をキャッチできる目を持つものもいます。
 今回の活動では、デジタルカメラが赤外線をキャッチすることをリモコンスイッチで確認しました。リモコンのボタンを押すとチャンネルや音声が変わりますが、それらは目に見えない赤外線を使っています。デジタルカメラでリモコンスイッチを見ると、ボタンを押すたびに、リモコンが光るのがわかりました。そのあと、デジタルカメラに取り付けるアダプターを段ボールで作り、それに赤外線フィルターを貼り付けました。完成したら、外に出て写真を撮りました。植物の葉が白く写ってとても幻想的な写真が撮れました。何枚か取った後、パソコンに写真を取り込んで、みんなで鑑賞しました。また、プリントアウトして持ち帰りました。













平成28年1月活動 宇宙船のエネルギー源は? 〜電池のしくみ〜

 2016年最初の活動は、電池について学びました。金星探査機「あかつき」や小惑星探査機「はやぶさ2」と1970年代に打ち上げられ木星や土星を観測したあと現在も飛行を続けている「ボイジャー」や「パイオニア」、2006年に打ち上げられた「ニューホライズンズ」の特徴から、探査機のエネルギー源はエンジンの他に観測、分析、通信に電源が必要なことに気づきました。また、「あかつき」や「はやぶさ2」には、太陽電池パネルがありますが、「ボイジャー」などにはありません。では、電源はどうしているのでしょうか?それは、非常に長持ちする電池を積んでいるのです。プルトニウム等の放射性同位体が、放射線を出して崩壊するときに発生する熱を電気に変えているのです。原子力電池を搭載しているのです。電池にもいろいろな種類がありますが、今日は身近な乾電池のしくみから基本的な電池の構造を学びました。2種類の金属と電気を通すもの、電解質があれば電池になります。そこで、銅板と亜鉛板、夏みかんを使って「夏みかん電池」を作りました。1つでは、オルゴールが小さな音だったので、2個を直列につなぎました。乾電池と違って、コードをどのようにつなげば、夏みかん電池が直列になるか、試行錯誤していました。班のみんなで考え、どの班も直列つなぎができて、オルゴールが聞けました。また、10円玉と1円玉を使って「11円電池」もつくりました。直列につないで「44円電池」でオルゴールがはっきり聞こえました。最後に、備長炭を使って水を電気分解して、備長炭に水素と酸素をそれぞれ蓄えて、モーターにつなぐとぐるぐる回りました。「燃料電池」の原理です。これを車に載せたのがトヨタの燃料電池車「ミライ」です。自然界にない水素を作るためには、エネルギーが必要なこともわかりました。





平成27年12月活動 恒例!クリスマス会

 今月は、恒例のクリスマス会です。アミューズ豊田の和室を会場にして行ないました。今年は、クリスマスの飾りにもなる「動物キャンドル」を製作しました。人肌ぐらいに温めるとやわらかくなるロウ(といってもパラフィンです)の薄い板を粘土細工のように扱いました。ライオンのたてがみ、ウサギの耳、ネコの口など動物のいろいろなパーツを作って、本体の丸いロウソクにくっつけて動物らしくします。足をつけるのを忘れるところころ転がってしまいます。台になるような足をかわいらしくつけました。
 そのあとは、いつものケーキ作りです。スポンジケーキを半分に切って、中にクリームとくだものを並べ、もとに戻します。それから上と横にクリームをぬり、くだものでトッピングしました。クリームでデコレーションして完成です。おいしそうにできたものやちょっと・・・というものまでありましたが、みんなおいしく食べました。いつもは、午後からクリスマス会を始めていましたので、ケーキはおやつにちょうど良かったのですが、今年は、会場の関係で夕方から夜になってしまい、うっかり夕食のことを忘れていました。おなかをすかしたみなさん申し訳ありませんでした。来年は、よりよりクリスマス会になるよう良い知恵を出していきたいと思います。






平成27年11月活動 ノーベル賞受賞記念 〜素粒子とセンサー

 11月活動は、昨年に引き続きノーベル賞関連の科学実験講座を実施しました。今年は、梶田隆章氏が「ニュートリノ」に関する研究でノーベル賞物理学賞を受賞しました。ニュートリノの研究は、2002年に物理学賞を受賞した小柴昌俊氏に続いての受賞です。2人とも岐阜県神岡町にある旧神岡鉱山跡地に造られたカミオカンデ、スーパーカミオカンデにおいてニュートリノを観測して成果を上げました。その観測装置が光電子増倍管で、浜松ホトニクス社が製作しました。ニュートリノが水分子と衝突してほんのわずかに発光する光を捉えるセンサーです。そこで、今月の活動では、物質をつくっている原子や素粒子、センサーをわかりやすく解説しました。そして、指で触れるとLEDが点灯する「タッチセンサー」を製作しました。これは、トランジスタを用いて指が触れたときに流れる電流を増幅してLEDを点灯させる回路です。ブレッドボードを利用して回路を組みましたが、少し難しかったかな?団員たちは、悪戦苦闘して作っていました。指でタッチするとLEDは見事に点灯しました。よかった!





平成27年10月活動 宇宙の広がりを感じよう 〜立体星図

 今月は、宇宙の広がり、距離を体感しよう!ということで、オリオン座とさそり座の立体星図を製作しました。オリオン座は冬を代表する星座として有名です。ベテルギウスとリゲルの1等星、三つ星、オリオン大星雲(M42)がよく知られています。ベテルギウスは赤く輝くたいへん大きな星で、太陽の位置に置くと、木星ぐらいまでの大きさです。オリオン座は、狩人オリオンをかたどった星座です。さそり座は、もちろんさそりをかたどった星座で、オリオンを刺し殺したさそりです。そのためオリオンは、さそり座が見えている間は、オリオン座は姿を現さないのです。星座は、人や動物、いろいろなものをかたどった形をしているので、平面的で、1つの星座の星は近くにあるまとまった集団の星のように思いますが、それは誤りです。無限に広がる宇宙に散らばる星(恒星)は、それぞれものすごく離れています。地球から1番近い恒星でも、光の速さで4.2年もかかります。4.2光年といいます。オリオン座のベテルギウスは500光年、リゲルは850光年も離れています。三つ星の中央にあるε(イプシロン)星(オリオン座の中で5番目に明るいという意味です)は、1800光年も離れていて2等星です。ということは、とっても明るい星なのですが、地球からはるかかなたの遠いところにあるので暗く見えるので2等星になっているのです。同じ星座の星でも地球からの距離は、いろいろです。今日は、そんな宇宙の広がりがわかるように、立体的な星図を作りました。上から見ても星座の形ががわかりませんが、真正面(地球の方向)から見ると、星座の形がわかりました。他の惑星に宇宙人がいて、夜空を見たら、地球とは違う星座を見ることになるでしょう。





平成27年9月活動 エンジンのしくみを知ろう

 今月の活動は、ヤマハコミュニケーションプラザで「エンジンのしくみ」を学び、電動アシスト自転車に試乗しました。2サイクル空冷エンジン1台を1人で分解して、エンジンのしくみを学び、再び組み上げました。初めて使う工具を使ってエンジンを分解しましたが、最初は戸惑いがありましたが、ヤマハ社員のみなさんの指導のおかげで全員が分解できました。ピストン、シリンダーヘッド、プラグ・・・・初めて聞く部品です。エンジンの中を確認できたら、次はまた元通りに組み立てます。どの順番だったかな?工具の使い方も慣れてきて、全員が元のエンジンの姿に復元できました。機械に興味を持ち、将来はロケットを組み立てる技術者が誕生することを期待しています。
 電動アシスト自転車の試乗では、軽くペダルを回しても自転車はスイスイ走りました。特に上り坂では威力を発揮しました。子どもたちには、電動アシストは必要ないかも知れませんが、私は欲しくなりました。これに乗れば、通勤も楽々。







平成27年8月活動 恒例!サマーキャンプ

 8月は、恒例のサマーキャンプです。例年通り、竜洋海洋公園キャンプ場を利用して1泊2日のキャンプです。始めにテントを張りました。毎年参加している中学生や高学年の団員は、手馴れたようすでテントが張れました。今年に工作は、「EVレーサー」です。EVとは「Electric Vehicle」の頭文字で「電気で動く乗り物」の意味です。電気自動車のことです。電気でモーターを回すため、電源が必要ですが、このEVレーサーには電池はありません。手回し発電機で電気を作り、それをコンデンサー電気を蓄え、その電気でモーターを回して車を走らせます。電気自動車は、エコカーといわれていますが、電気を作るためにエネルギーが必要です。さらに電気を蓄える装置も必要です。「EVレーサー」と電気自動車は同じしくみです。後半は、「ラワンの種」の模型を作って飛ばしました。2枚の紙で羽根を作り、少しずらして重ね、下におもりのテープを巻きます。輪ゴムで上方に飛ばすと、くるくる回りながらゆっくり落ちてきます。みんなで滞空時間を競いました。夕食は、恒例のカレーライスです。いっぱい食べた後は、星空教室です。今年の夜空はきれいに晴れて、今までに一番たくさんの星が輝いていました。夏の星座を探し出し、土星を望遠鏡で観察しました。流れ星も見えました。願いをする間もなく消えてしまいました。夜は、毎年のように就寝時間を過ぎてもゴソゴソ、ヒソヒソと夜通し楽しんでいるようでした。それでも6時起床、6時半からラジオ体操で2日目の朝を迎えました。








平成27年7月活動 東海地区水ロケット大会inエコパ

 7月は、東海地区水ロケット大会inエコパに参加しました。6月活動で製作した水ロケットや新たに作った水ロケットをそれぞれ持ち、飛距離競技、定点競技のいずれかに参加しました。前夜来の雨が朝まで続き、天気が危ぶまれましたが、次第に晴れ上がって無事開催することができました。「3、2、1、発射」の掛け声とともに水ロケットが大空に舞い、子供たちの歓声が1日中響いていました。その中で磐田分団では、定点競技では4位、飛距離競技では5位と9位の3名の団員が入賞しました。











平成27年6月活動 水ロケット工作教室&発射!

 今月は、ワークピア磐田との共同企画で水ロケットを製作して飛ばしました。団員とワークピア磐田が募集した子どもたちと合わせて60名近くが集まりました。ワークピア磐田の大会議室がぎっしりいっぱいです。水ロケットの作り方を丁寧に説明しながらの工作になりました。人数が多いので、手際よく組み立てる子や悪戦苦闘している子もいて、いっせいに説明しながらの工作は大変でした。それでも予定していた時間内に完成させ、発射会場の磐田中部小グラウンドへ移動しました。発射までの手順を説明して、さあ発射です。「3、2、1、発射!!」の掛け声とともにロケットは空高く舞い上がりました。大歓声に包まれ、100m以上も飛んだロケットもありました。飛びすぎてプールに入ってしまったロケットもありました。









平成27年5月活動 ミクロの探検隊

 今月は、新年度のスタートです。新入団員とスタッフを紹介してから活動に入りました。ちょっとしたことで、顕微鏡が入手できたので今月は「ミクロの探検隊」と題して顕微鏡のしくみと観察を行いました。始めに、虫めがねを2つ組み合わせて小さなものが大きくなるしくみを学びました。顕微鏡は、最初に紙に小さな文字を書いてそれを観察しました。紙の繊維に黒いつぶつぶが付いて文字になっていることや文字が逆さまになっていることがわかりました。微生物の代表、「ゾウリムシ」を観察しました。すばやく動き回ってすぐどこかへ泳いでいってしまいます。
 植物は、水草の「オオカナダモ」を観察しました。1つ1つの細胞の中に緑色のつぶ「葉緑体」がつまっていました。最後に、ひょうたん池の水を観察しました。小さいな生物が動き回っていました。そのほか、何が見えましたか。ミクロの世界はおもしろい。








平成27年3月活動 恒例!研修旅行 to 関西

 今月は、恒例の研修旅行で、関西方面へ向いました。明石市立天文科学館、神戸海洋博物館、養老天命反転地などを見学しました。明石市立天文科学館は、日本標準時の東経135度の子午線上にある科学館で、明石市は、子午線のまちといわれています。世界標準時は、イギリスのグリニッジ天文台を通る子午線を基準に定められました。360度を24時間で1周するので、1時間は15度です。日本標準時は、世界標準時との間に9時間の差があります。この科学館や明石の町には、東経135度を示す標識がいくつかあります。神戸海洋博物館は、大海原を駈ける帆船の帆と波をイメージした白いスペースフレームの大屋根が特徴的な建物で、メリケンパーク内にあります。メリケン波止場には、阪神淡路大震災で崩れたメリケン波止場の一部が「神戸港震災メモリアルパーク」として保存されており、震災で得た教訓を後世に伝えています。昼食は、神戸の中華街で豪華(?)中華料理を食べました。
 養老天命反転地は、奇妙なネーミングの施設ですが、立派なアートです。 アーティスト荒川修作氏と詩人のマドリン・ギンズ氏の30数年に及ぶ構想を実現した、身体で直接体験できるアート作品です。「極限で似るものの家」と「楕円形のフィールド」の2つの部分から構成されています。視覚による錯覚を体で感じる不思議な体験ができました。







平成27年2月活動 虹の見える箱をつくろう 〜光のスペクトル

  2月活動は、「虹の見える箱を作ろう」と題して、光のスペクトルについて学び、分光器を作りました。雨上がりの虹は、「赤・橙・黄・緑・青・藍・紫」の七色ということはみんな知っていることと思いますが、七色の可視光線とその他の目に見えない光(電磁波)が混じりあったものが太陽の光です。空にある細かな水滴によって光が分かれて七色になるのです。日本では、虹は七色ですが、外国では違います。アメリカやドイツ、イギリスなどでは6色、中国などは4〜5色、さらに3色や2色(明色・暗色)ととらえている地域もある。日本も昔は5色と見ていた。太陽光線の中で、可視光線と呼んでいる光は、人間が見える波長の光ですが、昆虫や魚は、人間が見えない波長の光(電磁波)を感じ取ることができるようです。紫外線を感じる昆虫や赤外線を感じる魚がいます。
 分光器は、光を分けて見ることができます。分光器で日なたを見ると(太陽を直接見てはいけません)きれいに七色に分かれて見えます。白熱電灯や蛍光灯、水銀灯、LEDなどいろいろな光を観察しました。それぞれ特徴ある光の分かれ方があります。
 夜空に輝く星を分光器で観察すると、星によって光の分かれ方が異なります。それによって、星の温度やどんな元素があるか、などさまざまな情報を得ることができます。残念ながら、今回製作した分光器ではそこまでわかりません。星を見たとき、シリウスのように青味を帯びた星は温度が高く、ベテルギウスのように赤味がかっている星は温度が比較的低い星です。太陽のように黄色っぽい星は、中間的な星で、表面温度はおよそ6000℃です。夜空を見上げたら、星の色に注目してみましょう。







平成27年1月活動 お年玉企画 静岡県航空史の散策

2015年第1回目の活動は、お年玉企画として静岡理工科大学坂口実験場と隣接するFDA(フジドリームラインズ)の研修施設、静岡空港、浜岡原子力館を見学する1日バスツアーを実施しました。大寒を過ぎ1年で最も寒い季節ですが、この日は風も穏やか陽射しもあって、真冬にしては過しやすい日になりました。静岡理工科大学理工学部機械工学科には航空工学コースがあり、その実験施設が静岡空港に隣接する坂口実験場です。大きな建物には、飛行できる状態のセスナ機やグライダーが展示してありました。飛行機の胴体が布張りのグライダーにはびっくりしました。また、日本の航空史がパネルと模型で展示してあり、私たちの磐田市が航空機と関連が深いことを初めて知りました。リリエンタールが飛行するおよそ100年前の江戸時代半ばに、鳥人幸吉と呼ばれた浮田幸吉が、手作りの飛行機に乗って飛びました。幸吉は岡山県の人で、岡山で飛行したのですが、世間を騒がせた罰で岡山を追放になりました。その晩年は、磐田で過し、見付の大見寺にお墓があります。大見寺の本堂には幸吉が製作した飛行機の1/2の模型も展示されています。また、掛塚にあった株式会社福長飛行機製作所では、大正11年(1922年)日本で初めての旅客飛行機「天竜10号」を完成させました。実験場の一角には、タミヤの1/32と1/48スケールの航空機の模型がすべて展示されていました。私たちの世代ではもう目が釘付けです。中でも、零戦52型 リアルサウンド・アクションには感動しました。本物の零戦のエンジン音に同調してプロペラが回転するしくみになっています。エンジンスタートからアイドリング、試運転、高速回転と続きエンジン停止までを再現しています。FDAの研修施設では、本物のフライトシミュレータを見学しました。短い見学時間でしたが本物の迫力はたいへんすばらしくいい思い出になりました。その後、静岡空港に移動して、昼食を取りながら、飛行機の離発着を見学しました。浜岡原子力館では、係りの職員から原子力発電のしくみや地震・津波対策の説明を受けました。








平成26年12月活動 クリスマス会

 
12月活動は、恒例のクリスマス会です。今年は、「冬は、ほっかほか温泉気分」と題してバスボム(発泡入浴剤)を作りました。重曹、クエン酸、コーンスターチをビニル袋に入れ、好みのカラーパウダー(ハーブ)、はちみつを加え、されに香りをつけるためアロマオイルも加えました。そのあと、ビニル袋の上からこねこねすると、少し時間がかかりましたが、だんだん固まってきました。ビニル袋から取り出し、ラップに包み丸く形を整えます。このまま持ち帰ってもらい、一晩乾燥させるとバスボムが完成します。もうお風呂で楽しんだでしょうか。次は、恒例のケーキのデコレーションです。スポンジケーキにクリームをぬり、くだものをトッピング、クリームで飾り付けて完成。きよしこの夜を唄って、メリークリスマス!おいしくケーキをいただきました。最後は、クリスマスプレゼントです。今年は、分団長とじゃんけんゲームをしました。どんなプレゼントをもらいましたか。陽が西に傾く頃、たのしいクリスマス会を終了しました。今年もいろいろなことがありました。はやぶさ2が小惑星1999JU3に向けて旅立ちました。これから6年間の航海の安全を祈りつつ、打ち上げをインターネットのライブ映像で見守りました。昨夏、種子島で打ち上げを見学して以来、ロケットへ、宇宙へ1歩近づいた感じがします。来年もすばらしい年であることを祈ります。



平成26年11月活動 ノーベル賞の灯をともそう 〜LEDのしくみ

 
11月活動は、「ノーベル賞の灯をともそう〜LEDのしくみ〜」と題して、LEDを使った電子工作を実施しました。始めに、日本のノーベル賞歴代受賞者とその業績を紹介しました。私たちの年代では、ノーベル賞といえば「湯川秀樹」でしたが、21世紀生まれの団員たちにとって白黒写真の「湯川秀樹」は、歴史上の人物でした。LEDを理解するために、白熱電球と蛍光灯の光るしくみと比較しました。また、LEDを点灯させるには、適正な電圧と電流が必要になるため、電圧と電流、抵抗の関係「オームの法則」をモデルを使って学びました。そのあと、いよいよ電子工作を行ないました。今回は、ハンダ付けが不要な「ブレッドボード」を使い、LEDと抵抗、電池をつないで回路を作りました。ブレッドボードのしくみを理解するまで苦労しましたが、わかった団員から回路が完成していきました。LED1個が点灯する基本回路ができたら、次はLED3個と抵抗3個を組み合わせた回路に挑戦しました。回路図を見て、考えながらブレッドボードに回路を組み立てていきました。リーダーたちは、簡単な助言をするだけで、今回は自分の力で回路を組み立てることにしました。何度も失敗しては、繰り返しよく考え、ねばり強く取り組んで成功した団員は、LEDが点灯して大喜びでした。少し難しい教材でしたが、団員たちはあきらめずに最後までよくがんばりました。この成功は、きっと将来のノーベル賞や宇宙飛行士に1歩前進したことでしょう。




平成26年10月活動 星の一生 〜星雲をつくろう

 10月活動は、星の一生を通して、星雲に関することを学び、星雲のモデルを作りました。星と星の間の宇宙空間には、真空で何もないと思っている人が多いと思われますが、ほんの少しですが、水素やヘリウムという気体の原子や固体の微粒子が存在しています。これらを星間物質と呼んでいます。この星間物質の分布が偏っているため、周囲よりも密度の高いところを星間雲と呼んでいて、その範囲は数十から数百光年の広がりを持っています。星間雲の特に密度の高い部分には、一酸化炭素、水素などの分子が存在し、分子雲と呼んでいます。この分子雲から星が誕生すると考えられています。星雲には、散光星雲、暗黒星雲惑星状星雲、超新星の残骸があります。これらの星雲には、独特の形や見え方があるためユニークな名前が付けられています。ばら星雲、馬頭星雲、かに星雲、あれい星雲なのです。また、重力によってまとまっている恒星の集団を星団といい、散開星団と球状星団に分けられます。有名な散開星団は、みなさんもよく知っている「すばる」(プレアデス星団 M45)です。 私の車は、スバルのレガシーです。車のマークをよくみるとプレアデス星団の形になっています。今月の活動は、これら星雲や星団の模型をつくりました。綿で形をつくり、蛍光ペンで恒星を描きました。ブラックライトにあてると、きれいに輝きました。また、ひとりひとりが自分のつくった模型を、みんなにプレゼンしました。しっかりと発表することができました。





平成26年9月活動 地球は大きな磁石〜磁石の不思議にせまる

 9月活動は、地球は大きな磁石〜磁石の不思議にせまると題して、実験を通して磁石の性質を学びました。始めに、身の回りのいくつかのものが磁石につくか、つかないか調べました。同じ金属でも鉄はつくけどアルミニウムはつきません。石も磁石につくものがあってびっくりでした。さらに、磁石のまわりの世界−磁界を砂鉄や細かく切った鉄線を使って磁力線を観察しました。また、方位磁針を磁石の周りに動かして、針の振れかたを観察しました。磁石のN極とS極が引き付けあうこと、N極とN極、S極とS極は反発することを確認しました。棒磁石を半分に切ってもN極とS極ができ、さらに半分に切ってもN極とS極ができることがわかりました。では、磁石を粉々に砕くとどうなるでしょうか?実際に金づちで磁石を砕き、フィルムケースに入れて、クリップを近づけると粉々の磁石にはつきません。磁石になっていないのでしょうか?フィルムケースの底に磁石をつけてから、クリップを再び近づけるとクリップはつきました。ふしぎですね。なぜでしょうか? 方位磁針が指す北極と南極は、移動していて、過去には逆転したこともあるなんて不思議ですね。地球が大きな磁石になっていることは、地球の内部に液体の鉄があって動いているからと考えられていますが、はっきりしたことはわからないそうです。この地球の磁石のお蔭で、太陽風から地球が守られていて、オーロラも生まれます。一度この目でオーロラを見たいものです。  




平成26年8月活動 恒例!サマーキャンプ in 竜洋

  今月の活動は、恒例のサマーキャンプです。竜洋海洋公園オートキャンプ場で1泊しました。当日朝から雷と激しい雨で天候が心配されましたが、集合時刻の13時頃には、雨も止み、曇空になりました。グループに分かれ、それぞれ自分たちのテントを自らの手で組み立てました。各班の中学生がリーダーになり、みんなで協力してテントができました。中学生の団員は、キャンプに何度か参加しているので、手際よくテントを張ることができなした。
 最初の活動は、『ミクロの探検隊』と題してライト付マイクロスコープを作りました。キャンプ場の植物や小さな昆虫、自分の着ているTシャツやズボン、箱の絵などさまざまなものを観察しました。40倍に拡大してみるとズボンやTシャツは、繊維が細かく織りあがっているようすがよく分かりました。箱に印刷してある絵は、小さな点が集まっていることが分かりました。木の葉や草の表面は、細かな毛が生えていたり、すじがたくさん見えたりしました。それぞれ観察したものをスケッチしました。
 曇り空で風も無かったので、牛乳パックでブーメランを作りました。同じ形の羽を3枚作って組合せ、羽にそりをつけて完成です。手首のスナップを利かせて投げると戻ってくるはずですが、なかなか戻ってきません。投げ方のコツをつかむまでがたいへんでした。
 夕食は、手作りのカレーとサラダをおいしく食べて、夜は星空観察です。簡易プラネタリウムで今日の星空の姿をイメージして、雲が切れるのを待ちました。まだまだ、雲が切れないので、光る星図を作成したり、地上の星?を観察しました。ホタル石などブラックライト(紫外線)を当てると光る蛍光鉱物です。そのうち、雲が切れ始め、星が見え始めました。最初こと座のベガが見え、次いでわし座のアルタイルが現れました。七夕の主役織姫と彦星です。さらにはくちょう座が見えて、夏の大三角形が完成しました。さらにはくちょう座のくちばしに光っているβ星のアルビレオを望遠鏡で観察しました。アルビレオは、2重星になっており、オレンジ色と青色、トパーズとサファイアと称さされる色の対比がたいへん美しい星です。ほんの少しの時間でしたが、雲が切れて夏の星を観察することができました。  



平成26年7月活動 東海地区水ロケット大会

  今月の活動は、「東海地区水ロケット大会」に出場しました。各務原分団、一宮分団、浜松分団、袋井分団、すばる分団と磐田分団の東海地区にある各分団が参加しました。大会は、飛距離競技と70m先の目標にできるだけ近づける定点競技の2種目です。団員たちは、それぞれ自作の水ロケットを持ち寄り、得意とする種目にエントリーしました。6月活動で製作した水ロケットを改良したり、新たに組み立てたりして大会に臨みました。会場となったエコパ芝生広場は、33℃を超える猛暑でしたが、子どもたちはロケットが発射するたびに大きな歓声を上げ、自分のロケットを取りに走り回っていました。飛距離競技では、180mを越えるビッグフライトもありました。磐田分団では、定点競技に3名の団員が入賞しました。飛距離競技では、残念ながら入賞がありませんでした。大会が終わって、団員たちの日焼けした顔の笑顔が印象的でした。




平成26年6月活動 水ロケット工作教室

  今月の活動は、午前中にワークピア磐田で水ロケットを作り、午後から富士見小学校グラウンドで飛ばしました。ワークピア磐田の『自由研究ワークショップ 水ロケットを飛ばそう!』と共同で活動しました。ワークピア磐田に応募した子どもたちと一緒の活動だったので、参加者が50名近くになりました。たくさんの人数で時間内に水ロケットが作れるか心配しましたが、工作の手順を細かく分けて説明し、ほぼ全員ができたら次のステップに進むようにしたところ、全員が時間内に完成させることができました。
 富士見小学校へ移動してからランチタイムと発射準備をしました。発射の順番を1年生から順に学年毎にしたところ、順調に発射することができ、全員が2回飛ばすことができました。大きく曲がったりすることもなく70m前後の飛行でした。中には100m以上も飛んだ子もいて、みんな楽しく水ロケットを飛ばすことができました。梅雨の最中で天候を心配しましたが、終わったあとから雨がポツポツ降り始めました。天気の面でもラッキーでした。



平成26年5月活動 宇宙飛行士になるには・・・
              宇宙飛行士選抜試験に挑戦しよう

  学校は、4月に平成26年度がスタートしましたが、静岡磐田分団は5月が新年度の始まりです。新しく9名の団員を迎え、総勢39名になりました。今年度も、今までと同様に「宇宙」をキーワードに自然科学に興味が持てるような活動を展開する予定です。また、一般の方は、ワークピア磐田やその他公民館活動に、磐田分団が協力して水ロケット工作等行ないますので、そちらの活動へ参加していただき、分団活動の一端を知っていただければ幸いです。
 さて、今月の活動は、「宇宙飛行士になるには・・・宇宙飛行士選抜試験に挑戦しよう」と題して、宇宙飛行士として大切な『力』は何か、を考えました。
 国際宇宙ステーションでは外部に何かを取りつけたり修理したりするとき、テレビ画面を見ながらロボットアームを操作して作業を行うことがあります。また、船外活動をするときの宇宙服の胸についたスイッチ類は、手首につけた鏡を見て確かめます。このように宇宙では、自分の目でじかに見て作業ができるとは限らないのです。鏡を見ながら、星形の線の間を鉛筆でなぞるテストが行われたことがあります。今日は、このテストを実施しました。星型の二重の線の隙間を鏡で見ながらなぞりました。もちろん手元を隠して鏡だけを見て行ないます。なかなかむずかしくて、すぐははみ出してしまう団員もいました。 次に、グループに分かれ、輪ゴムで走る自動車を作りました。大人はあまり口出しせず、グループで話し合いながら、全員の完成を目指します。始めはひとりひとり作っていましたが、だんだんとグループ毎にリーダーが誕生し、小さな団員に教えてあげたり、作業を分担したりして、団員たちだけの力で全員が自動車を完成させることができました。国際宇宙ステーションは世界各国の宇宙飛行士の緊密なチームワークによって、運用・利用されており、宇宙飛行士には、仲間と力を合わせて何かを成しとげることが常に求められています。宇宙飛行士に大切な力は、コミュニケーションとチームワークです。輪ゴムで走る自動車をグループで作ることを通してチームワークの大切さがよくわかりました。





平成26年3月活動 恒例!研修旅行(1泊2日)

 3月活動は、恒例の研修旅行です。今年は、JAXA相模原キャンパスへ行きました。1Fギャラリーは一般公開されていますが、それ以外のところも宇宙少年団ということで、特別に見学させてもらいました。最先端の宇宙工学を垣間見ることができてとても興奮しました。相模原キャンパスへ向かう前日は、箱根へ行きました。大涌谷から立ち上る蒸気を見ると日本は火山列島だと改めて感じました。もちろん名物「黒たまご」を食べて寿命を7年延ばしました。帰りには、小田原にある「生命の星 地球博物館」を見学しました。地球の歴史、生物の進化のようすがよく分かりました。









平成26年2月活動 毛利 衛 宇宙飛行士講演会

  2月活動は、、浜松市と浜松青年会議所主催のイベント「楽×学inはままつ」の講座の1つ、宇宙飛行士 毛利 衛さんの講演会に参加しました。「宇宙からの贈りもの」と題した講演では、スペースシャトルで2度の宇宙経験をもとに、人類の過去から未来を洞察したすばらしい内容を、映像を交えてわかりやすく語ってくれました。質問コーナーでは、多くの人が手を上げた中、団員からの質問にも答えてくれました。リーダーも手を上げ続けていたのですが、指名されませんでした。残念。毛利さんは、宇宙滞在の経験もとに講演と同じタイトルの「宇宙からの贈りもの」という本を岩波文庫から出版しています。読むと毛利さんの宇宙への思い、人類への愛情がよく分かります。是非、読むことを勧めます。




平成26年1月活動 正月は宇宙で凧揚げ?ヨットでしょ!

 「お正月は宇宙で凧あげ?ヨットでしょ!」と題して、まず小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」について考察しました。帆だけで宇宙空間を航行できること及び薄膜太陽電池で発電できることを実証するために2010年5月に打ち上げられました。ソーラーセイル(太陽帆)は、超薄膜(厚さ0.0075mm ポリイミド樹脂製)の帆を広げ太陽光圧を受けて進む宇宙船です。したがって、燃料はかかりません。また、セイルには薄膜太陽電池が搭載されています。将来的には、発電した電力でイオンエンジンを動かすことも計画されています。イカロスは「宇宙ヨット」とか「宇宙帆船」ともいわれていますが、実は「凧」です。イカロス(IKAROS)は、Interplanetary Kite-craft Accelerated by Radiation Of the Sun) から名付けられました。Kite-craft は、「凧の宇宙船」です。というわけで、今月は、室内で簡単に揚げられる凧を作って、凧の自由研究をしました。凧作りのポイントを3つに絞って、どの条件が最もよく揚がるか研究しました。ポイント1は引き糸の位置、ポイント2はそりの大きさ、ポイント3はしっぽの長さ、の3点です。団員たちは、それぞれ凧を作っては、引き糸をもって歩きながら揚がり方を観察して、レポートを作成しました。最後にそれぞれもっと工夫して凧を作ろうと、大きくしたり、三角形にしたり、しっぽを3本にしたり、横にもつけたりして、揚がり方を比べていました。いずれにしてもバランスよく、ていねいに作り、1つの条件だけが変わるようにして、揚がり方を観察することが大切です。今月の活動を通して、自由研究の進め方がわかったと思います。夏休みの自由研究に生かして下さい。 





日本宇宙少年団静岡磐田分団

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